緋い記憶 高橋克彦著(文春文庫)

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2006-05-28

高橋氏の記憶シリーズもあわせてTさまにお借りした。

短編集で、たいへんに読みやすい。文章が平易なのか。
ホラー連作集とすればよいのか。ひとの記憶にまつわる“錯誤”あるいは“秘密”がテーマとなっている。これがシリーズの第一作となるらしい。

「霧の記憶」が印象深い。
ラスト、殺人者とその奸計に憤ってもよいはずなのに、そうではなく、利用された彼は、自らの心の醜い部分に悄然とする。こんなふうにもっていくとは思わなかった。

シリーズ残り二作。
どのような思いを味わわせてくれるだろうか。

***

と、ここまでが27日までに読了したもの。
やー、溜め込んだものだ。
でも、このところ読むスピードが落ちていたので、助かった。
そろそろまたペースアップするかな。

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