活字中毒気味人間の読書記録です。
女王国の城 有栖川有栖著(創元クライム・クラブ)
2007年09月30日 (日) | 編集 |
15年。
待ち過ぎて、興奮しすぎて、感想が書けません。ごめんなさい。
再読した際にあらためて。


読み終えたくなくて、ご飯食べたり、おやつ食べたり、風呂入ったり、はては昼寝まで挟んで引き延ばしたけど、8時間で読んでしまったことだけ記しておく。実質何時間かけたんだろ。

あ、でもやっぱひと吠え。

江神さーん。
おかえりーーーーー!!!
ほんとにほんとに待ってたんだよーーーーー!!!!!
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
恋愛映画の作り方 いおかいつき著(キャラ文庫)
2007年09月29日 (土) | 編集 |
高久尚子氏のイラスト。
あいかわらずキレイな絵だと思う。

読了してしあわせになれる作品。
それだけ、なのかもしれないが、たまにはこういうのがいい。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
オトダマー音霊ー1 新田祐克著(ウィングス・コミックス)
2007年09月29日 (土) | 編集 |
一般にカテゴライズしたけど、いいよな。
とりあえず、一般作品だと思う。

しかし、あいかわらずきらびやかな画風に、どきどきしてしまう。そのうえ、かかってる帯が金色ときたもんだ。いやおうもなく金ぴか度アップ。

新田作品。
刑事モノ。
超能力あり。
ときたら、これは私向け。続きもたいへん楽しみである。


ところで、この要というスーパー聴力をもつ主人公の設定はSTを思い出させて、なんとなく被ってる感あり。なんとなく、じゃないな、本音としては。聴こえるものは違うけれども。
テーマ:感想
ジャンル:アニメ・コミック
やってられない月曜日 柴田よしき著(新潮社)
2007年09月28日 (金) | 編集 |
軽くさくさく読めた。
そのわりには、いろいろな箇所に重いテーマが横たわっている作品。柴田よしきの面目躍如ってとこかな。
さすがです。
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
警視庁神南署 今野敏著(ハルキ文庫)
2007年09月28日 (金) | 編集 |
机に縛り付けられてぐずってる速水がなかなかに笑える。やっぱ車に乗せとかないとね、このおじさまは。
もしかしたら、その分、安積のぐずりが目立たなかったかも・・・。
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
イコン 今野敏著(講談社文庫)
2007年09月27日 (木) | 編集 |
これも安積シリーズの番外編。
宇津木警部補が失っていたあれこれを取り戻す過程が事件とともに見えて、そのへん、事件とは対照的にほっとさせられる。

ネットのなかに歪なカタチで存在する虚構。現代社会において、もはや無視することのできないネット社会だが(私もこうやって、ネット社会に足を下ろしている)、あまりに奇妙な“アイドル”のひとり歩きに、ネット賛成派の私ですら、不気味なものを覚える。
これは社会小説なのかもしれん。
けど、安積なら、ひとつの事件に過ぎないというかな。どうだろう。


この作品でも、速水は健在で、うれしいことこのうえない。
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
蓬莱 今野敏著(講談社文庫)
2007年09月27日 (木) | 編集 |
安積シリーズ番外編に位置づけられる作品。
主人公はゲームソフト制作会社社長の渡瀬で、彼が敵と対峙していく姿が、読んでいてとてもよい。
タイムトライアル的な化かし合いで、正義は勝つ!というときの気持ちよさったら。

けれど、痺れたのはここだな。

「安積警部補が調べると言ったら、徹底的に調べることを意味しているんだよ」

このひと言で、いままで安積に抱いていたイメージががらりと変わったようだ。私の中で。

テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
GRAVITY EYES1 不破慎理著(Charaコミックス)
2007年09月26日 (水) | 編集 |
『爪先にキス』のスピンアウトもの。
不破氏お得意の敗者救済ストーリー。
とはいえど、1巻ではまるで救済にはなっておらず、さらにイタイ目にあってるような。

ふんばれ!>恭也
キミは受けが似合ってる。←勝手な
テーマ:ボーイズラブ
ジャンル:アニメ・コミック
鹿男あをによし 万城目学著(幻冬舍)
2007年09月24日 (月) | 編集 |
『鴨川ホルモー』よりも断然面白い。
(現在、記録時点は12月2日なので、こうした感想がうっかり飛び出る。ご容赦)

なんといっても鹿が魅力的だ。
この分では、きっと他の遣い魔(魔じゃないのか!?)も魅力的なんだろうな。鼠はともかく。

大層な設定なのだけど、思わず引き込まれて、いっしょにあわあわどきどきしてしまった。先生、なんとか日本を救ってくださいよ、などと念じながら読んでしまったのは、作者の勝利、だな。


映画化されるらしいが、鏡に映る鹿男は、いったいどんなことになっているんだろう。喋る鹿の顔は、いったいどんなふうなんだろう。視覚的にとても気になる。
テーマ:読書感想文
ジャンル:小説・文学
禁忌 愁堂れな著(白泉社花丸文庫)
2007年09月23日 (日) | 編集 |
作品のもつムードは嫌いじゃないのだけども。

園池のリベンジ作品が読みたいな、どっちかというと。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
愛を売る男 剛しいら著(クリスタル文庫)
2007年09月23日 (日) | 編集 |
いつもとは少々趣を異にした作品。
サスペンスタッチな部分がよい味付けになっていて、さらに、マダムの存在が大きいかな。

三人がそれぞれに幸せになれますように、などと柄にもなく思ってしまったよ。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
愚者〜ザ・フール〜 秋月こお著(KAREN文庫 Mシリーズ)
2007年09月22日 (土) | 編集 |
壮大な殉死物語、というか。

1991〜2年発表の作品らしい。
いまのこの時代よりも、よりストイックなカタチでのBLだな。といっても肉体関係がないというわけではない。むしろ、その反対とでもいうか。
私がはじめて手にとったJUNE創刊号の香りがする。

東里桐子氏のイラストが、実に似合う。

単純なハッピーエンドにならないあたりが、当時のまだサブカルであることの矜持や肩肘の張り方などを覚えさせて、黎明期の作品とはかくも染みるものなのだなと思った。
読ませる、という技術においては、まだ秋月氏も未熟ではあるけれど、いまのなんとはなしに垂れ流し〜的シリーズよりは、よっぽどいいや。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
天使の爪 大沢在昌著(小学館)
2007年09月22日 (土) | 編集 |
シリーズ一作目が忘却の彼方ということは、当然二作目は未読なわけで。

面白かった〜〜〜〜。
仁王死んだか!? アスカ死んだか!? と右往左往させられたけど。

でもちょっと。
ラストがあまりにあっさりしているような気がするのだけども、どうなんだろう。
テーマ:ハードボイルド
ジャンル:小説・文学
子供に内緒で いおかいつき著(RYNX ROMANCE)
2007年09月22日 (土) | 編集 |
ほっとできるやさしさのあるストーリー。
いおか作品とは思えないほんわかムードだけれど、きっちり筋の通ってる作品だよな〜。

好きです。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
黄金の日々 月夜の珈琲館著(講談社X文庫ホワイトハート)
2007年09月21日 (金) | 編集 |
N大シリーズ。
いっそこのまま無作為にシリーズ全作品を再読してしまおうかしら、と思っていたのだけど、これでとりあえず満足したもよう。なんせこれに収載されているのは、漫画作品1つと小説作品1つで、それぞれどちらも読み応えたっぷりだから。

でも、今回再読しなかった分は、またおいおい読み返していこうっと。
いっそ同人誌のほうを読もうかしら。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
ふしだらな需要と供給 高崎ともや著(ビーボーイSLASHノベルズ)
2007年09月21日 (金) | 編集 |
どうしようかなーと思いつつも、山田ユギイラストには逆らえなかった・・・。

官能小説、ですな。
ここまで突き抜けてしまえば、いっそ開き直って読める。
ユギさんの麻野は色っぽいし。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
〈移情閣〉ゲーム 多島斗志之著(講談社ノベルス)
2007年09月18日 (火) | 編集 |
講談社ノベルスで復刊されるというので読んでみた。
嘘です。いや、復刊は嘘じゃないけど。
その復刊の案内で、この作品のタイトルから有栖川先生の『月光ゲーム』のタイトルが生まれたと聞いたので、興味深く。

面白かった。
ミステリというよりは、サスペンスなのかな。
ラストのスリリングな展開には手に汗握るという表現がぴったり。ちっとも古くなんかないね。

とあることで「シオンの議定書」などについて見聞きすることがあったので、余計に興味深く読んでしまった。ほったらかしにしてある『赤い盾』をそろそろ読もうかな。
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
まんまこと 畠中恵著(文藝春秋)
2007年09月18日 (火) | 編集 |
ミステリ系に入れていいよな、これ。

江戸もの連作短編集。
己のうちにやるせなさを抱えつつもあっけらかんと心優しく生きている姿は、読み手をほっとさせつつも、少々哀感を覚えさせて。

なんだろうなぁ。
全面的に好きだといえないのは。
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
夜空に咲く恋 水瀬結月著(ダリア文庫)
2007年09月17日 (月) | 編集 |
もう先に謝っておく。
表紙買いしました。ユギさんだったので。

けど、意外に(失礼!)楽しめた。
将棋会館には取材で何度か入ったこともあるので、余計親しみがもてたのかも。
水瀬氏の作品は初読みだったのだけど、これからもチェックかな。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
硝子の殺人者 東京ベイエリア分署 今野敏著(ハルキ文庫)
2007年09月17日 (月) | 編集 |
東京ベイエリア分署シリーズ三作目。

やはり、あれこれうじうじと思い悩む安積警部補には、ええかげんにせい!と吠えたくなるが。

今回も速水小隊長は意外なところで活躍。好きだなぁ、この人。
あと、須田部長刑事はますますいい味を出しているような?

先般、最新刊も刊行された模様。
ともかく、シリーズなので、読み続けることにする。
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
銀薔楼の麗人 愁堂れな著(プリズム文庫)
2007年09月16日 (日) | 編集 |
すみません。
みえみえ、の、あまあま。

作中、たいへん質の悪いオトコがいるんだが、小路龍流氏によるイラストがめちゃくちゃいいもんで、思わず、展開を読み違えるところだった。いやはや。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
空音 月夜の珈琲館著(講談社X文庫ホワイトハート)
2007年09月16日 (日) | 編集 |
これに収載されている「紳士の条件」が無条件に好き!
愛情と友情と親子の心情と兄弟の信頼があふれてて。

表題作はN大シリーズではなく、しかもものすごくアイタタに切ない。やりきれないよな。けど、人間の心にはきっとそうしたものが巣食っているにちがいない。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
天使の牙 大沢在昌著(角川文庫)
2007年09月15日 (土) | 編集 |
上下巻。
再読なのだが、ラストがいったいどういうふうな収束だったのかをすっかり忘れていて、初読並みに楽しめた。ザルな私の記憶よ、ありがとう。

アスカの哀しみが、仁王の哀しみが心に刺さる。けれども、運命に立ち向かう彼ら、とくにアスカの力強さは、その哀しみと相まって、ひどく心を打つ。
大沢先生はこういう女性を描かせると天下一品だよなー。
テーマ:ハードボイルド
ジャンル:小説・文学
青木克巳の夜と朝の間に 月夜の珈琲館著(講談社X文庫ホワイトハート)
2007年09月14日 (金) | 編集 |
時折読み返したくなるN大シリーズだが、これはあまり読み返していなかったので、引っ張り出してきた。
でも、菊地先生がいない小説部分は、やっぱりいまいち。

けれど「こぼれる葡萄酒(ワイン)」(漫画作品)は、とても好き。
克ちゃんと志乃の友情って、ほんのり色気を帯びつつ(志乃だけだけど)辛辣な在り様で、ぐっとくるんだよな。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
フラッタ・リンツ・ライフ 森博嗣著(中央公論新社)
2007年09月12日 (水) | 編集 |
再読もこれで終了。
そして、魔のエンドレスループに嵌ってしまった・・・。
でももういいや。最終巻が誰の語りなのか、なんて。思いつくことはあるけれど、そうするとそれこそエンドレスループ。

この巻は、クリタが語る。
とてもドラマティックだ。
そして私は、意外にトキノが好きだったりする。

ああもう感想にもなりやしない。
テーマ:読書感想文
ジャンル:小説・文学
ブリリアント 火崎勇著(キャラ文庫)
2007年09月12日 (水) | 編集 |
イラスト担当は麻々原絵里依氏。イメージはぴったり。

作品は・・・・なんというか、ちょっと食い足りない。設定は衝撃的なんだけども。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
ダウン・ツ・ヘヴン 森博嗣著(中公文庫)
2007年09月11日 (火) | 編集 |
読み返せば読み返すほど、深みにはまる。これ森作品の真骨頂。
もはや読み返す意義はないような気もするんだが、ま、一巡しないと気も済まないので読了。

クサナギが熱い。
なによりも生き生きとしてみえる瞬間のクサナギを、正直羨ましいと思う。
テーマ:読書感想文
ジャンル:小説・文学
烏金 西條奈加著(光文社)
2007年09月10日 (月) | 編集 |
なにが気に入らないって、装丁が気に入らない。
なんだかもったいないよなぁ。

お江戸人情噺。
読み始めたときには、いったいどんなストーリーなのかと思っていたのだが(いっさいガイド等は見ずに読んだ)、なかなかに泣ける話で、とてもよかった。
たまにはこういう“ほろり”な話もよい。
テーマ:読書感想文
ジャンル:小説・文学
可愛いひと 紺野けい子著(ビーボーイコミックスデラックス)
2007年09月10日 (月) | 編集 |
「大人気シリーズコンプリート!」なんて帯で煽られたら、買いますわさ。ずっと気になっていた作家さんですもん。

タイトルどおり、とても可愛い作品。そして、可愛くエッチ。ユギ作品『ピクニック』に似通う部分あり。

しかし私はどうしてワキが気になるかな。
本作品も、シンがいちばん好きだ。
テーマ:ボーイズラブ
ジャンル:アニメ・コミック
ナ・バ・テア 森博嗣著(中央公論新社)
2007年09月09日 (日) | 編集 |
シリーズ再読継続中。次のはあした以降にする。

この作品はかなりはっきり覚えていた模様。やはりティーチャが好きだからだな。なんてわかりやすい私・・・・。
しかし、次作はさきほど冒頭部を読んだのだけど、細部まるで覚えがないようだ。

ま、とにかく読み返すことしかないわ。
テーマ:読書感想文
ジャンル:小説・文学
スカイ・クロラ 森博嗣著(中央公論新社)
2007年09月09日 (日) | 編集 |
シリーズ再読スタート。
せっかくなので、いちばんお気に入りのハードカバーにて。
このシリーズ、ハードカバー、ノベルス、文庫とあるが、ハードカバーの装丁がとても美しく、揃えるならぜひハードカバーに。

再読してびっくり。
ものの見事に重要箇所を忘れている。細部の表現などは覚えているくせに。
いったいどんな読み方したんだか・・・。
完結編を読んで、再読しないとならん、と決意したんだが、通しで再読しても、なんだか謎はそのまま残りそうなとてもいやな予感。どうしたもんだか。
けれど、好きなんだよな。この世界観。
テーマ:読書感想文
ジャンル:小説・文学
ドロップアウト 甘い爪痕 佐々木禎子著(講談社X文庫ホワイトハート)
2007年09月08日 (土) | 編集 |
読み応え十分。

香港マフィアがメインの一人であるにもかかわらず、血なまぐささは特にない。そのへんは物足りないと判断される向きもあるかもしれない。実際、思ったほどのスリリングな展開はなかったのだが。

どちらかというと、もう一方の主人公・無資格医師が意外に天然ボケくんなのが面白くて、そちらに軸足を置いて読んでしまった。楽しかったわ。

イラスト担当は実相紫子氏。作品にも合ってるし、美しいは美しいのだが、ラストを飾る1点のマフィア氏の腕に包帯もなければケガもない。こういうのって興醒めなんだけども、みんな気にしないのかな? 気にしてほしいんだがな。
テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
コミュニティ!
2007年09月08日 (土) | 編集 |

手 当たり次第に手元の本を挙げてくれよ。

FC2ブログ内に【コミュニティ】というものができた。
本好きとしてはひとつくらい入っておきたく、さっそく↑に参加させていただいた。
コミュニティ名は「手当たり次第に手元の本を挙げてくれよ。」
いろいろな本や漫画の話をできるといいな。
テーマ:雑記
ジャンル:その他
6時間後に君は死ぬ 高野和明著(講談社)
2007年09月08日 (土) | 編集 |
連作短編集。
圭史という未来予知者を軸にしているのだが、その関わり方は、短編ごとに異なっていて、こういう構成は大好き。

なかでも「恋をしてはいけない日」が好きだな。切ないけども。

私の好みとしては、未来は変えられるもの、という考え方はちょっと同意できない。
ひとの運命は、生まれ落ちたときに決まっているだと思っているので。←努力することを諦めた怠惰人間の言い訳
テーマ:読書感想文
ジャンル:小説・文学
平井骸惚此中ニ有リ 其伍 田代裕彦著(富士見ミステリー文庫)
2007年09月07日 (金) | 編集 |
シリーズ完結。

ついに明かされなかった語り手。
いったい誰なんでしょうね。だいたいは想像できますが、でも、そうではないような。
「終ヘテ記ス」で作者も書いているが、そういうこと、にしておけばよいのだろう。

まあまあ楽しませていただいたシリーズだった。
『赤石沢〜』にはまるで及ばないにせよ、楽しく読めるというのはいいことだよね。
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
平井骸惚此中ニ有リ 其四 田代裕彦著(富士見ミステリー文庫)
2007年09月07日 (金) | 編集 |
シリーズ第四作。

シリーズ中、いちばん好き。
関東大震災の迫力が、作品の後押しをしている。迫力というよりもなにもできない虚しさ、かな。
終章がとても印象に残る。

それにしても潑子ちゃんは可愛いなぁ。
どうもこのシリーズは主人公とそのパートナーに感情移入ができないや。年齢のせいかしらん?
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
平井骸惚此中ニ有リ 其参 田代裕彦著(富士見ミステリー文庫)
2007年09月07日 (金) | 編集 |
シリーズ三作目。
とりあえず、シリーズ最終巻まで一気呵成に読むことにした。

主人公の鈍さ加減やら、八方美人的なやさしさやら、それはもちろん彼のよいところでもあるんだろうけども、どうにも苛々させられてしまう。このへんがシリーズにのめり込めないところかな。
けれど、骸惚先生は好きなんだよな・・。家族にやり込められるところなんかは、可愛らしさえただよっていて。こちらのご夫婦はとても好きだわ。この筆名に込められている(であろうと推測されている)意味合いも、ほんとステキ。
ロマン、だねぇ。

あぁ、そうか。
この文庫の想定対象年齢である方々には、大正という時代の背景がみえて、そのへんは勉強にもなるかな。
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
平井骸惚此中ニ有リ 其貳 田代裕彦著(富士見ミステリー文庫)
2007年09月06日 (木) | 編集 |
シリーズ二作目。

どうなんだろ?
面白くないわけじゃないんだけども、いざ感想を、と思うと言葉が出てこないや。
事件を引き起こすひと(あえて書きません)のその覚悟の凄まじさなど、心にぐぐっとくるものはあるんだけどなァ。←「ァ」はこの作品からもらってみた。

富士見なのでイラスト仕様。
イラスト担当は、睦月ムンク氏。
少年少女向けな絵柄だけども、私は意外に好き。年配の男性を描かせると渋くていいな。
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
虚構の標的 今野敏著(ケイブンシャ文庫)
2007年09月05日 (水) | 編集 |
すでにハルキ文庫から『虚構の殺人者』というタイトルに改題されて刊行されているらしい。読み直すの面倒だなぁ。内容は変わらないのだろうか?

東京ベイエリア分署シリーズ第二作。
このシリーズは、謎解きというよりは、警察を描く、あるいは安積警部補@中間管理職を描く、という作品かと思う。つまりは、正しく警察小説ということになるだろうか。

単純にミステリというジャンルが好きな私にとって、好みど真ん中というものではないのだが、第一作のときに感じた違和感は薄らいでいる。慣れたせいかもしれないけれど。
で、雰囲気に慣れたところでの読後感といえば、やはり安積に感情移入はしづらいものの、あの“いじいじ”感も、ああまた始まったよ、というくらいで読み進めることができた。んで、それなりに楽しんでもいる。

ラストのエピソードで、シリーズは安積再生物語なのかな、と思ったことを付記しておく。これの答えは、湾岸から原宿に移ったところで得られるかな?
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
盤上の敵 北村薫著(講談社文庫)
2007年09月04日 (火) | 編集 |
前書きに「今、物語によって慰めを得たり、安らかな心を得たいという方には、このお話は不向きです」と著者が書いているので、やや戦々恐々としながら読み進めた。
が。
どうしましょ。
癒しを得られてしまったよ。
私、どっかおかしいですかね?

悪とは何か、何が正義か、ということを考えると、この物語は「正」ではないかもしれない。
けれども、それだけでくくれない何か、というものが人の生きる中にあるはず。その自分なりの「正」に寄って生きることは、正しくない、とは誰にもいえないはず。

私はこの作品は好きです。
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学
ONE PIECE 47“くもり時々ホネ” 尾田栄一郎著(ジャンプ・コミックス)
2007年09月03日 (月) | 編集 |
犬っぺはかわいい。顔はぶちゃむくれだけど。
ジゴロウはキモイ。でも、ゾロだと思えば妙にかわいい・・・?

やはりこの巻は、ブルックとラブーンの友情が感動的。
それに涙するフランキーもすてき。

そうそう、フランキーとロビンちゃんのコンビネーションもかなり楽しい。

はやくジゴロウと対面するゾロが見たいデス。ルフィに“似た感じ”って聞かされてるしねぇ。
テーマ:ONEPIECE
ジャンル:アニメ・コミック
アリア系銀河鉄道 三月宇佐見のお茶の会 柄刀一著(講談社ノベルス)
2007年09月01日 (土) | 編集 |
解説・二階堂黎人氏のことばを借りるなら、この作品は“ギャグ・メタ・ミステリ”ということになるそうだ。いまだメタを理解していない私には、それが正しいのかどうなのかはわからないのだけども、二階堂氏が言うのであれば、そうなんだろう、と。

設定はたしかにセンス・オブ・ワンダーがいっぱいで、苦手なひとは苦手だと思う。でも、楽しもうと思えば、これほど楽しめる設定はない。それに、なんといっても、ロジックの美しい柄刀節は、この作品でも忘れられることはない。謎解きが面白いんだよ、ほんと。
進化論に関する考察とか、柄刀作品ではいつも知識の裏付けが素晴らしいし。

あ、でも、作者からの蛇足のなかの、引用ページの間違いはいただけないな。これは修正されているのかな?
テーマ:ミステリ
ジャンル:小説・文学