2007年06月29日 (金) | 編集 |
1年おきの刊行だと、それまでのあらすじを忘れてしまう・・・。
読み始めたらなんとか思い出せたので、次巻あたりで読み返ししようかと思う。
いや、いっそ完結してからだな。
物語はまだまだうねりを続けそう。
ということで、ここは読んだというだけに止めておく。
番外編が楽しい。
長髪の岩吾にかなりくらくら。
読み始めたらなんとか思い出せたので、次巻あたりで読み返ししようかと思う。
いや、いっそ完結してからだな。
物語はまだまだうねりを続けそう。
ということで、ここは読んだというだけに止めておく。
番外編が楽しい。
長髪の岩吾にかなりくらくら。
2007年06月29日 (金) | 編集 |
狂ったように伊坂作品を読んでいる。
どれもこれも期待以上。
ありきたりの大学生の生活のようで、実はそうではない。
そうではないようで、でも、ありそうでもある。
つまるところ、西嶋という存在に凝縮されているのかな。
熱くなるのはカッコ悪いと気取ってる輩はいるかと思うけど、そういうヤツらには、この作品を読んでもらいたいな。カッコ悪い熱さのなかに、実はカッコよさは潜んでいる。
麻雀はできないけれど、ボーリングをして賢犬軒でごはんが食べたい。
ときに。
古賀さんというのはどこかほかの作品に登場しているのかな? 妙に気になる存在なのだけども。
あ、そうだ。
西嶋くんの影響を受けた家裁調査官は、やっぱり陣内@チルドレン? 伊坂作品のツボは、他作品との関連を見つけるところにもあるね。
どれもこれも期待以上。
ありきたりの大学生の生活のようで、実はそうではない。
そうではないようで、でも、ありそうでもある。
つまるところ、西嶋という存在に凝縮されているのかな。
熱くなるのはカッコ悪いと気取ってる輩はいるかと思うけど、そういうヤツらには、この作品を読んでもらいたいな。カッコ悪い熱さのなかに、実はカッコよさは潜んでいる。
麻雀はできないけれど、ボーリングをして賢犬軒でごはんが食べたい。
ときに。
古賀さんというのはどこかほかの作品に登場しているのかな? 妙に気になる存在なのだけども。
あ、そうだ。
西嶋くんの影響を受けた家裁調査官は、やっぱり陣内@チルドレン? 伊坂作品のツボは、他作品との関連を見つけるところにもあるね。
2007年06月28日 (木) | 編集 |
シリーズ「ここではない★どこか」第一巻。
表4の紹介文に「日常と非日常とのひずみにある不思議を、イマジネーション豊かにすくい上げた名手の傑作短編集」とある。
まさしく、そのとおり!!
これ以上の説明はないな。
さすが萩尾さんとしかいいようがない。
『あなたは誰ですか』がとても切ない。彼女の決意に拍手を贈る。
『くろいひつじ』は自分のなかのいろいろな傷に塩を塗られるかのような痛さはあるけれど、やはり名作だよなー。
脱帽。
いろいろ、あれこれ。
表4の紹介文に「日常と非日常とのひずみにある不思議を、イマジネーション豊かにすくい上げた名手の傑作短編集」とある。
まさしく、そのとおり!!
これ以上の説明はないな。
さすが萩尾さんとしかいいようがない。
『あなたは誰ですか』がとても切ない。彼女の決意に拍手を贈る。
『くろいひつじ』は自分のなかのいろいろな傷に塩を塗られるかのような痛さはあるけれど、やはり名作だよなー。
脱帽。
いろいろ、あれこれ。
2007年06月27日 (水) | 編集 |
ミステリ系には入れたけども・・・。
これは不器用な大人たちの奏でるお伽話、かな?
読後、ものすごくしあわせな気分になって、ほんわかほんわか。
辻村氏の作品はどれも不思議テイストを感じるのだけれども、この作品も同じ。ただ、この作品には絵本を読んでいるような、童話を読んでいるような、そんなあまやかさを感じる。
カタチにならないなにかに怯えてひとり縮こまって部屋の隅で泣きじゃくっている子どもを、大人と呼ばれる年齢になっても自分の中の小さな殻のなかにいつまでも住まわせている。そんな大人と呼ばれるひとたちが、いつかその子どもを笑顔にさせることができる、それを信じられるような物語。
表現がうまくないですねぇ。もどかしい。
この作家さんを知ることができてよかった。
ほんとうにありがとうございました。>Taさま
これは不器用な大人たちの奏でるお伽話、かな?
読後、ものすごくしあわせな気分になって、ほんわかほんわか。
辻村氏の作品はどれも不思議テイストを感じるのだけれども、この作品も同じ。ただ、この作品には絵本を読んでいるような、童話を読んでいるような、そんなあまやかさを感じる。
カタチにならないなにかに怯えてひとり縮こまって部屋の隅で泣きじゃくっている子どもを、大人と呼ばれる年齢になっても自分の中の小さな殻のなかにいつまでも住まわせている。そんな大人と呼ばれるひとたちが、いつかその子どもを笑顔にさせることができる、それを信じられるような物語。
表現がうまくないですねぇ。もどかしい。
この作家さんを知ることができてよかった。
ほんとうにありがとうございました。>Taさま
2007年06月27日 (水) | 編集 |
第一部終了。
なのだそうな。
少しずつ成長する(人間らしくなっていく?)真野に乾杯。
そして、自身を模索する四代目にハラショー。
第二部は四代目に焦点を当てつつ、ということになるそうで、それをひたすら待つということにしたい。
しかし、終わらなかったのか、というのは正直な感想なのである。
***
ところで。
今回、あとがきに感情移入。
同じようにちょっとの段差でコケたのは私デス。
月夜野氏のように救急車沙汰にはならなかったけれども、もしかしたらそうなっていたのかもしれないと、いまさらながらに戦慄。
足元には気をつけよう。
なのだそうな。
少しずつ成長する(人間らしくなっていく?)真野に乾杯。
そして、自身を模索する四代目にハラショー。
第二部は四代目に焦点を当てつつ、ということになるそうで、それをひたすら待つということにしたい。
しかし、終わらなかったのか、というのは正直な感想なのである。
***
ところで。
今回、あとがきに感情移入。
同じようにちょっとの段差でコケたのは私デス。
月夜野氏のように救急車沙汰にはならなかったけれども、もしかしたらそうなっていたのかもしれないと、いまさらながらに戦慄。
足元には気をつけよう。
2007年06月27日 (水) | 編集 |
シリーズ最終作。
ちょっと期待はずれ。
ラストは、なにが起こったのかもちろん想像はできるのだけど、それで満足できるかというと、できない。もっともはっきり書くことによってカタルシスが得られるかというと、そうではないと思う。
第一巻の話が置き去りにされているからだと思う。
この三巻目を読むかぎり、焦点が結局定まらないままの終焉ではなかったかと。
作者はなにを伝えたかったのか。そこが見えない。これでは同人誌で発行されているというこのシリーズの全作品を読まないと、どうにもならないのではないか?
最後のテロリストとはだれのことを指すのか。
私は永井のことではないかとは思ったのだが、それにしては、あまりに存在が浮いていてそぐわない。かといって、ほかのだれか、というと、思い当たらない。
商業誌である以上、あまりマスタベーション的なものはカンベンしてもらいたいんだがな〜。編集担当の方もこの先変わられるとか。この方の作品は、編集者さんのハンドリングも大きいと思っていたのだけども、次作は・・・・とりあえず楽しみにしていよう。
ちょっと期待はずれ。
ラストは、なにが起こったのかもちろん想像はできるのだけど、それで満足できるかというと、できない。もっともはっきり書くことによってカタルシスが得られるかというと、そうではないと思う。
第一巻の話が置き去りにされているからだと思う。
この三巻目を読むかぎり、焦点が結局定まらないままの終焉ではなかったかと。
作者はなにを伝えたかったのか。そこが見えない。これでは同人誌で発行されているというこのシリーズの全作品を読まないと、どうにもならないのではないか?
最後のテロリストとはだれのことを指すのか。
私は永井のことではないかとは思ったのだが、それにしては、あまりに存在が浮いていてそぐわない。かといって、ほかのだれか、というと、思い当たらない。
商業誌である以上、あまりマスタベーション的なものはカンベンしてもらいたいんだがな〜。編集担当の方もこの先変わられるとか。この方の作品は、編集者さんのハンドリングも大きいと思っていたのだけども、次作は・・・・とりあえず楽しみにしていよう。
2007年06月25日 (月) | 編集 |
鍵屋さんのこだわらないまっすぐな姿勢が好き。
あと、鍵屋さんとこの商店街のみなさんがとても素敵。
ラスト近くの隆史の笑顔(イラスト)もすごくいい。
オマケのショートストーリーの神崎は、やっぱかっこいい。
てなわけで、けっこう堪能しました。
ありがとうございました。>Tさま
あと、鍵屋さんとこの商店街のみなさんがとても素敵。
ラスト近くの隆史の笑顔(イラスト)もすごくいい。
オマケのショートストーリーの神崎は、やっぱかっこいい。
てなわけで、けっこう堪能しました。
ありがとうございました。>Tさま
2007年06月24日 (日) | 編集 |
上下巻。
謎解きのコアになる部分は、想像がついたのだけど、ほんとうのコアになる部分は、私は想像することもなく、あたりをつけることもなく、とにかくラストまで突っ走るように読んだ。
脆く哀しいひとの心が物語にぷかぷか浮かんでいて、それはとても読んでいて心締め付けられるものなのだけど、そこにいる狐塚孝太のとても健全な精神にとても助けられて、自らのバランスを失うことなく読めたように思う。
とてもとても哀しい物語だけれど、未来のあるエンディングに、ほっと一息つける。前作でも思ったのだけど、やさしい視線をもつ作家さんだな。
ありがとうございました。>Taさま
この作家さん、ほんとうに好きだわ。
謎解きのコアになる部分は、想像がついたのだけど、ほんとうのコアになる部分は、私は想像することもなく、あたりをつけることもなく、とにかくラストまで突っ走るように読んだ。
脆く哀しいひとの心が物語にぷかぷか浮かんでいて、それはとても読んでいて心締め付けられるものなのだけど、そこにいる狐塚孝太のとても健全な精神にとても助けられて、自らのバランスを失うことなく読めたように思う。
とてもとても哀しい物語だけれど、未来のあるエンディングに、ほっと一息つける。前作でも思ったのだけど、やさしい視線をもつ作家さんだな。
ありがとうございました。>Taさま
この作家さん、ほんとうに好きだわ。
2007年06月24日 (日) | 編集 |
『Jの総て』前日譚。
Jと出会う前のモーガンとポールの物語。
Jの物語のなかでいちばん心に残ったのはモーガンの存在。
とてもわかりやすくひねてしまった子どもだけれども、その子どもは、ちゃんと自分自身で成長していく。その成長せざるを得なかった4年間は描かれてはいないけれども、きっといろんなことを考えたのだろうなぁと思う。
切ない片思いは、結局報われないままだし・・・。
うん。
私はモーガンが好きだよ。とっても。
ありがとうございました。>Tさま
Jと出会う前のモーガンとポールの物語。
Jの物語のなかでいちばん心に残ったのはモーガンの存在。
とてもわかりやすくひねてしまった子どもだけれども、その子どもは、ちゃんと自分自身で成長していく。その成長せざるを得なかった4年間は描かれてはいないけれども、きっといろんなことを考えたのだろうなぁと思う。
切ない片思いは、結局報われないままだし・・・。
うん。
私はモーガンが好きだよ。とっても。
ありがとうございました。>Tさま
2007年06月24日 (日) | 編集 |
全三巻。
マリリン・モンローになりたかった少年Jの物語。
とにかく着地点がとてもイイ。
なので、いつまでもリフレインして読みたくなってしまう。
いつまでもお借りしてて申し訳ない。でも、ステキな作品を教えてくれてありがとう。>Tさま
登場人物すべてがかかえるいろいろな葛藤は、静かに読み手にしみ込んでくる。それをどう昇華させるかは、もちろん読み手にかかっているわけだが、作者は、自身の手でも。最後にそれらすべてを美しく昇華させてくれる。そのやさしさが堪らない。
とても気になるひとりについては次項で書くとして、このJの物語ではエドモントの存在がやさしくもたくましい。
マリリン・モンローになりたかった少年Jの物語。
とにかく着地点がとてもイイ。
なので、いつまでもリフレインして読みたくなってしまう。
いつまでもお借りしてて申し訳ない。でも、ステキな作品を教えてくれてありがとう。>Tさま
登場人物すべてがかかえるいろいろな葛藤は、静かに読み手にしみ込んでくる。それをどう昇華させるかは、もちろん読み手にかかっているわけだが、作者は、自身の手でも。最後にそれらすべてを美しく昇華させてくれる。そのやさしさが堪らない。
とても気になるひとりについては次項で書くとして、このJの物語ではエドモントの存在がやさしくもたくましい。
2007年06月22日 (金) | 編集 |
考えることをやめるな。やめたらそこでおしまいだ。
という受け取り方をした。
実際のところ、作者がなにをいいたかったのかは私にはよくはわかっていない。が、この作品は広く大勢の方に読んでもらいたいなと思う。
世間に蠢くさまざまな欺瞞、考えることをせずに感覚で物事を決めがちな人間群像。そのなかで自分が思うさまに振る舞えるとしたら、私はいったいどういうふうに生きることを選択するのだろうか。少なくとも、この作品に登場する兄弟のような道は選べないと思うけど。
巻頭言に引かれているふたつのうち、「時代は少しも変らないと思う。一種の、あほらしい感じである。」『苦悩の年鑑』太宰治 に、しょっぱなからがつーんとヤラれた気分。しゃあしゃあとこのようなことを言っている自分を恥じなさい、という感じだろうか。
目次のレイアウトが興味深い。
ここに伊坂氏はなにを埋め込んだのであろうか。
という受け取り方をした。
実際のところ、作者がなにをいいたかったのかは私にはよくはわかっていない。が、この作品は広く大勢の方に読んでもらいたいなと思う。
世間に蠢くさまざまな欺瞞、考えることをせずに感覚で物事を決めがちな人間群像。そのなかで自分が思うさまに振る舞えるとしたら、私はいったいどういうふうに生きることを選択するのだろうか。少なくとも、この作品に登場する兄弟のような道は選べないと思うけど。
巻頭言に引かれているふたつのうち、「時代は少しも変らないと思う。一種の、あほらしい感じである。」『苦悩の年鑑』太宰治 に、しょっぱなからがつーんとヤラれた気分。しゃあしゃあとこのようなことを言っている自分を恥じなさい、という感じだろうか。
目次のレイアウトが興味深い。
ここに伊坂氏はなにを埋め込んだのであろうか。
2007年06月20日 (水) | 編集 |
七不思議なのだから、このあと6冊は続くのかな?
少年少女向けの作品なので、ストーリーのなかで活躍するのは中学生の男の子三人組。うちひとりが、とにかく脊椎反射で動くようなタイプなので、「おまえっ、こらっ、落ち着け!」と思いながら読むハメになってしまい少々疲れた。
が。
学園の謎の根本にあるもの(プロローグでかなり明確に暗示されている)は、読み手側をどきどきさせるのに十分なはったり(悪い意味ではなく)で、この先、刊行されるたびに飛びつくのは間違いないと思われ。
気になったのは、作中における学園描写と、表2&表2対向、表3&表3対向に入っているイラストマップに齟齬があること。もちょっと考えてほしかったな。謎解きに影響はないにせよ、引き比べながら読むひとも多いと思うし、そのつもりで掲載してるのだとも思うので。
少年少女向けの作品なので、ストーリーのなかで活躍するのは中学生の男の子三人組。うちひとりが、とにかく脊椎反射で動くようなタイプなので、「おまえっ、こらっ、落ち着け!」と思いながら読むハメになってしまい少々疲れた。
が。
学園の謎の根本にあるもの(プロローグでかなり明確に暗示されている)は、読み手側をどきどきさせるのに十分なはったり(悪い意味ではなく)で、この先、刊行されるたびに飛びつくのは間違いないと思われ。
気になったのは、作中における学園描写と、表2&表2対向、表3&表3対向に入っているイラストマップに齟齬があること。もちょっと考えてほしかったな。謎解きに影響はないにせよ、引き比べながら読むひとも多いと思うし、そのつもりで掲載してるのだとも思うので。
2007年06月19日 (火) | 編集 |
『ライオンを抱いて』続編。
チャイニーズマフィアの壊れっぷりはちょっとどうよ、と思ったのだけど、ラストの落とし込みを読むと、ちょいと続きが気になったりもする。が、これはここで終わるのがよいのだろうな。
シーザーはあいかわらずの存在感(ないんだけど)だが、将英の部下たちがまたいいね。エディはことによい。
チャイニーズマフィアの壊れっぷりはちょっとどうよ、と思ったのだけど、ラストの落とし込みを読むと、ちょいと続きが気になったりもする。が、これはここで終わるのがよいのだろうな。
シーザーはあいかわらずの存在感(ないんだけど)だが、将英の部下たちがまたいいね。エディはことによい。
2007年06月19日 (火) | 編集 |
ありがちなヤクザと刑事の話なのだけど、それぞれのキャラクタ設定に若干のひねりがあって、案外楽しめた。と書くと失礼きわまりないが。
ある種共通点のある男二人に、やはり同じような共通部分をもつシーザー(ライオンくんです)が、その存在をアピールしないだけに印象深い。
ある種共通点のある男二人に、やはり同じような共通部分をもつシーザー(ライオンくんです)が、その存在をアピールしないだけに印象深い。
2007年06月17日 (日) | 編集 |
全二巻。これで「一清&千沙姫シリーズ」も完結。
未読だった作品も収載されていて、大満足のほっくほく。
読んでしまうのがもったいなくて、購入してからほったらかしにしておくことひと月近く。でも、やっぱりもう辛抱堪らんとばかりに手にとったらば、あとは一気読みとなりにけり。
本編のラストは、すこしく感傷を残した終わり方だったので(ここまでしか読んでいなかった)、今回読んだその後の話2編で、ものすごくしあわせにさせてもらった。こんなふうに自分勝手にしあわせを追い求めるのもすばらしいことだと思う。もちろんそれは、自分のことだけを考えての身勝手ではないからだけれども。
未読だった作品も収載されていて、大満足のほっくほく。
読んでしまうのがもったいなくて、購入してからほったらかしにしておくことひと月近く。でも、やっぱりもう辛抱堪らんとばかりに手にとったらば、あとは一気読みとなりにけり。
本編のラストは、すこしく感傷を残した終わり方だったので(ここまでしか読んでいなかった)、今回読んだその後の話2編で、ものすごくしあわせにさせてもらった。こんなふうに自分勝手にしあわせを追い求めるのもすばらしいことだと思う。もちろんそれは、自分のことだけを考えての身勝手ではないからだけれども。
2007年06月16日 (土) | 編集 |
第十回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
なんとはなく当初から気になっていて、どうしてもほっておくことができず、読んでしまった。
思っていたのとかなり違うテイストだったのだけど、ずしんとくる終わり方になるのかと思ったら、ラストで非常に美しい旋律を奏でる物語に転回してしまった。ほんとにラストのラストで。そして、かえってその読後感が天上へも登るような心地になってしまった、といったらいいすぎだろうか。
諦観とともに生きてきたような主人公なのだが、日常生活を営むにも、犯罪めいたことを行うにも、なぜか妙に堅実で、ユーモアもあるのだろうに、なぜかひどく冷静な目線で自分をみている。このちぐはぐな感じが、作品全体に蔓延しているのだが、そのアンバランスなところが、妙に響く。なんというか不思議な作品だ。
主人公とパートナーの子供じみた短い年月が、物悲しくも美しいと、私は思った。
でも、犬好きの憎めないヤクザものも、笑かしてくれて好きだな。
ね。
ちぐはぐでしょ?
なんとはなく当初から気になっていて、どうしてもほっておくことができず、読んでしまった。
思っていたのとかなり違うテイストだったのだけど、ずしんとくる終わり方になるのかと思ったら、ラストで非常に美しい旋律を奏でる物語に転回してしまった。ほんとにラストのラストで。そして、かえってその読後感が天上へも登るような心地になってしまった、といったらいいすぎだろうか。
諦観とともに生きてきたような主人公なのだが、日常生活を営むにも、犯罪めいたことを行うにも、なぜか妙に堅実で、ユーモアもあるのだろうに、なぜかひどく冷静な目線で自分をみている。このちぐはぐな感じが、作品全体に蔓延しているのだが、そのアンバランスなところが、妙に響く。なんというか不思議な作品だ。
主人公とパートナーの子供じみた短い年月が、物悲しくも美しいと、私は思った。
でも、犬好きの憎めないヤクザものも、笑かしてくれて好きだな。
ね。
ちぐはぐでしょ?
2007年06月16日 (土) | 編集 |
ふとしたときに手にとりたくなる葉芝作品。今回はコレ。4日間かけて、毎日1冊のペースで読了。
はやく続きがでないかな〜。
夏の予定だから、あとちょっとかぁ。待ち遠しいったらありゃしない。
はやく続きがでないかな〜。
夏の予定だから、あとちょっとかぁ。待ち遠しいったらありゃしない。
2007年06月16日 (土) | 編集 |
今回は京介が出ずっぱり。
いままであんまり認識していなかったんだけど、思ったよりもおこちゃまだったんだね、コイツ。イメージが狂った。
事件の解決には、多分にご都合主義が入っているけれど、とりあえず、鷹也と千歳が収まるべきところに収まったので、やっと落ち着いたわ。次回は京介物語になるのか、それとも拓海に展開が!? 拓海にはこのままひとりもんでいてもらいたいんだけどな。主要人物全員が男同士でくっつくっていうのは、なんとなく居心地が悪いのだな、私。
さて、今回の事件でうまく触れないまま終わらせてしまった黒幕、というか秘密クラブのオーナーは、この先のシリーズ作品中で登場することがあるのだろうか。いまのところ予定なないだろうな。
この作品、BL版有閑倶楽部のイキオイで読んでいるのだが(ほんとはもっとほかにもある)、もうちょい小粋な事件に取り組んでいただけると楽しいかな、と思うのは私だけ?
いままであんまり認識していなかったんだけど、思ったよりもおこちゃまだったんだね、コイツ。イメージが狂った。
事件の解決には、多分にご都合主義が入っているけれど、とりあえず、鷹也と千歳が収まるべきところに収まったので、やっと落ち着いたわ。次回は京介物語になるのか、それとも拓海に展開が!? 拓海にはこのままひとりもんでいてもらいたいんだけどな。主要人物全員が男同士でくっつくっていうのは、なんとなく居心地が悪いのだな、私。
さて、今回の事件でうまく触れないまま終わらせてしまった黒幕、というか秘密クラブのオーナーは、この先のシリーズ作品中で登場することがあるのだろうか。いまのところ予定なないだろうな。
この作品、BL版有閑倶楽部のイキオイで読んでいるのだが(ほんとはもっとほかにもある)、もうちょい小粋な事件に取り組んでいただけると楽しいかな、と思うのは私だけ?
2007年06月13日 (水) | 編集 |
いちおうはSFということになるのかな?
読んでびっくり。ここまで破天荒な作品だとは!!!!
スラップスティックというよりは、すでに吉本新喜劇といっても過言ではないような・・・。
暴力団の組長が北村で、上部組織の中堅が韮崎で、MITに留学してたキレやすい小柄な天才くんが出る。
というコメントを某所で読ませていただいて、それならちょっと興味あるかも〜〜と手にとったのだが。
なにもないお休みの昼下がりに、一気読みして、あーばかばかしいけど楽しかった!ってビールをぐいっと飲むってカンジの小説だったな。
たまにはこういうのもあり、ですね。
読んでびっくり。ここまで破天荒な作品だとは!!!!
スラップスティックというよりは、すでに吉本新喜劇といっても過言ではないような・・・。
暴力団の組長が北村で、上部組織の中堅が韮崎で、MITに留学してたキレやすい小柄な天才くんが出る。
というコメントを某所で読ませていただいて、それならちょっと興味あるかも〜〜と手にとったのだが。
なにもないお休みの昼下がりに、一気読みして、あーばかばかしいけど楽しかった!ってビールをぐいっと飲むってカンジの小説だったな。
たまにはこういうのもあり、ですね。
2007年06月13日 (水) | 編集 |
前作よりはマシな読後感だが。
ううん・・・・。やっぱりしんどい作品だな。
なにかどこかが狂っている現代。それを見事に描き出しているといえば、間違いないのだろうけれども、それを物語世界として楽しめるかどうかというのはまた別問題。
もちろん、まだまだ廃れちゃいないよ、人情は、という人間も出てくるのだが、放射されてくるひとの悪意に、負けてしまっているようなイメージ。それこそが作者のいいたいことなのかもしれないが、でも、救いがないよなぁ。
とにかくキツかったです。
でも、貸してくれてありがとうね。読んではおきたかったの。>SHさま
ううん・・・・。やっぱりしんどい作品だな。
なにかどこかが狂っている現代。それを見事に描き出しているといえば、間違いないのだろうけれども、それを物語世界として楽しめるかどうかというのはまた別問題。
もちろん、まだまだ廃れちゃいないよ、人情は、という人間も出てくるのだが、放射されてくるひとの悪意に、負けてしまっているようなイメージ。それこそが作者のいいたいことなのかもしれないが、でも、救いがないよなぁ。
とにかくキツかったです。
でも、貸してくれてありがとうね。読んではおきたかったの。>SHさま
2007年06月13日 (水) | 編集 |
『デッドロック』2。
次の三作目(今月末発売)で終了となるらしい。
三冊で完結する作品というものは得てして、二冊目はなんとなくの途中経過になりがちで、クライマックスというか、大盛り上がりになるシーンはないことが多いのだが。
ま、この作品もそのそしりを免れることはないだろうけれど、でも、ユウトが心を決めるまで!というのがしっかり筋を追って描かれていて、なしくずし的な二作目とはなっていない。
うん。面白かったよ。
なにより、ネトが登場したのがうれしい。ロブっていう妙な能天気学者も登場してひっかきまわしてくれたので、飽きるヒマもなかったし。
そも、恋愛だけが焦点でないところがいいんだろうね。FBIとCIAとLAPDのいがみあいなんてのは、正味有名だけれども、それをまざまざと・・・というBLもそう多くはあるまい。
って、ちょいと褒め過ぎ? 贔屓の引き倒しになるか、これじゃ。
イラストの高階佑氏。イメージに合ってて、とても好きです。
次の三作目(今月末発売)で終了となるらしい。
三冊で完結する作品というものは得てして、二冊目はなんとなくの途中経過になりがちで、クライマックスというか、大盛り上がりになるシーンはないことが多いのだが。
ま、この作品もそのそしりを免れることはないだろうけれど、でも、ユウトが心を決めるまで!というのがしっかり筋を追って描かれていて、なしくずし的な二作目とはなっていない。
うん。面白かったよ。
なにより、ネトが登場したのがうれしい。ロブっていう妙な能天気学者も登場してひっかきまわしてくれたので、飽きるヒマもなかったし。
そも、恋愛だけが焦点でないところがいいんだろうね。FBIとCIAとLAPDのいがみあいなんてのは、正味有名だけれども、それをまざまざと・・・というBLもそう多くはあるまい。
って、ちょいと褒め過ぎ? 贔屓の引き倒しになるか、これじゃ。
イラストの高階佑氏。イメージに合ってて、とても好きです。
2007年06月12日 (火) | 編集 |
正直、ラストのオチまで最初から読めてしまったのだが。
なぜか、ラストまで楽しくつきあえてしまった。こういうのは作者の腕なのかな。
ほどよい甘えっぷりと、そこそこの突っ張りっぷりが、ちょうどうまい具合にバランスよく読ませてくれる味になっていたのかも。
水無瀬雅良氏のイラストも、そこそこ好みなので、それもちょうどよかったのかもしれない。
面白いものだね。
同じ作者で同じレーベルで、まるで合わないものもあるかと思えば、なんとなく合うものから、大好きなものまであるんだから。
ちなみに、この作家でこのレーベルで私が読んだのは3冊だが、上記に対してそれぞれ1冊ずつという配分。見事だわ。
なぜか、ラストまで楽しくつきあえてしまった。こういうのは作者の腕なのかな。
ほどよい甘えっぷりと、そこそこの突っ張りっぷりが、ちょうどうまい具合にバランスよく読ませてくれる味になっていたのかも。
水無瀬雅良氏のイラストも、そこそこ好みなので、それもちょうどよかったのかもしれない。
面白いものだね。
同じ作者で同じレーベルで、まるで合わないものもあるかと思えば、なんとなく合うものから、大好きなものまであるんだから。
ちなみに、この作家でこのレーベルで私が読んだのは3冊だが、上記に対してそれぞれ1冊ずつという配分。見事だわ。
2007年06月12日 (火) | 編集 |
BL版芥川賞 by ダ・ヴィンチに値するとは思えない。
あまりにも先行きが見え見えで、読み進えることさえしんどかった。喜多川が少しずつ気の毒な大人にならされていく展開にのみ気持ちを集中させれば、まだしも。
この方の作品は、以前読んだのがとても心に痛くて、それきりこのシリーズまで手をつけたことはなかったのだけど、やはりこれも同様。人が傷つくうえで成り立つ関係というのは、しんどいな。BLをなぜ手にとるかというと、それはやはりお伽話を読みたいからであって、しんどい思いをしたいわけではないから。
ということで、作品の善し悪しというよりは、読み手としての私のスタンスから、芥川賞とはいいたくない、という結論。
ただ、書き下ろしの『なつやすみ』はとてもよかった。静かに心に響く作品だった。
私見ですが。
BL版芥川賞は、私ならば迷うことなく、榎田尤利氏の『魚住くんシリーズ』を選びます。
あまりにも先行きが見え見えで、読み進えることさえしんどかった。喜多川が少しずつ気の毒な大人にならされていく展開にのみ気持ちを集中させれば、まだしも。
この方の作品は、以前読んだのがとても心に痛くて、それきりこのシリーズまで手をつけたことはなかったのだけど、やはりこれも同様。人が傷つくうえで成り立つ関係というのは、しんどいな。BLをなぜ手にとるかというと、それはやはりお伽話を読みたいからであって、しんどい思いをしたいわけではないから。
ということで、作品の善し悪しというよりは、読み手としての私のスタンスから、芥川賞とはいいたくない、という結論。
ただ、書き下ろしの『なつやすみ』はとてもよかった。静かに心に響く作品だった。
私見ですが。
BL版芥川賞は、私ならば迷うことなく、榎田尤利氏の『魚住くんシリーズ』を選びます。
2007年06月10日 (日) | 編集 |
全二巻。再読。
探し出してくれてありがとね〜。>Tさま
↓にも書いたように、この作品のイラストは山田ユギ氏。
内容も切なくてたいへん心に迫ってくる作品なのだが、それをよりグレードアップさせるのは氏のイラストであると私は思う。
著者があとがきで書いているように、「一番オトコマエ」な受けくんに、「一番“ヘタレ攻”という言葉が似合う」くせに「一番強い人」な攻めくん。この二人の奏でるハーモニーは、ときに笑わせ、ときに泣かせ、それでも二人なら必ず乗り越えていけるんだよね、という信頼感を与えてくれる。ほんとイイ作品。
そして忘れてはならないお好み焼き屋の優勝クンですな。彼はほんとにいい役どころ。おいしいとこどりですが、それでみんなが幸せになれるんだから、ほんまたいしたもんで。
いましばらくお借りして、もいっかい読ませてもらってもいいですか?>Tさま
探し出してくれてありがとね〜。>Tさま
↓にも書いたように、この作品のイラストは山田ユギ氏。
内容も切なくてたいへん心に迫ってくる作品なのだが、それをよりグレードアップさせるのは氏のイラストであると私は思う。
著者があとがきで書いているように、「一番オトコマエ」な受けくんに、「一番“ヘタレ攻”という言葉が似合う」くせに「一番強い人」な攻めくん。この二人の奏でるハーモニーは、ときに笑わせ、ときに泣かせ、それでも二人なら必ず乗り越えていけるんだよね、という信頼感を与えてくれる。ほんとイイ作品。
そして忘れてはならないお好み焼き屋の優勝クンですな。彼はほんとにいい役どころ。おいしいとこどりですが、それでみんなが幸せになれるんだから、ほんまたいしたもんで。
いましばらくお借りして、もいっかい読ませてもらってもいいですか?>Tさま
2007年06月10日 (日) | 編集 |
『何でやねん!』を読んでいたら、途中でどうしてもユギ漫画が読みたくなって、これを引っ張り出してきた。大好きなんだよなー、この作品集。
たまにはひとつずつ感想など書いてみたり?と思ったけど、なかでもお気に入りの何作かについてにする。
「ラブ・ストリームス」
母親が亡くなって男三人が残された家族のお話、として読むといい。もちろん恋愛モノとしてもスグレモノだけど、マザコン兄ちゃんのやさしくて脆い心とか、家出しちゃった弟くんの家族を思う気持ちとか、とーちゃんの黙ってる包容力とか。大好きです。あ、もちろんシノさんも好きだけどね。ノンケに惚れた悲哀。
「さすらい」
私の大好きな作品『チューズ・ミー』に登場したふられ役くんの恋愛物語。理想と現実の差というのとはちょっと違うけれど、実はそこに青い鳥がいたんだね〜っていう心の温まる作品。どのエピソードも大好きだ。
「夢が叶う12月」
表題作だけあって、これはだれにもヒットする作品じゃないかな。しゃべらないおデブちゃんが、ほんとにいい味出してるんだな。おデブちゃんの彼女がとっても可愛い美人さんだっていうのも、なんか妙にツボなんだな。
たまにはひとつずつ感想など書いてみたり?と思ったけど、なかでもお気に入りの何作かについてにする。
「ラブ・ストリームス」
母親が亡くなって男三人が残された家族のお話、として読むといい。もちろん恋愛モノとしてもスグレモノだけど、マザコン兄ちゃんのやさしくて脆い心とか、家出しちゃった弟くんの家族を思う気持ちとか、とーちゃんの黙ってる包容力とか。大好きです。あ、もちろんシノさんも好きだけどね。ノンケに惚れた悲哀。
「さすらい」
私の大好きな作品『チューズ・ミー』に登場したふられ役くんの恋愛物語。理想と現実の差というのとはちょっと違うけれど、実はそこに青い鳥がいたんだね〜っていう心の温まる作品。どのエピソードも大好きだ。
「夢が叶う12月」
表題作だけあって、これはだれにもヒットする作品じゃないかな。しゃべらないおデブちゃんが、ほんとにいい味出してるんだな。おデブちゃんの彼女がとっても可愛い美人さんだっていうのも、なんか妙にツボなんだな。
2007年06月10日 (日) | 編集 |
『何でやねん!』姉妹作。
今回イラストは金ひかる氏。きらいというわけではないが、やはり山田ユギ氏がそのまま担当してくれてたらな、と思った。姉妹作との差なんかも見てみたかったなと思うので。
作品内容も、『何でやねん!』のあのほろ苦さにはかなわないかな。やっぱり二番煎じってイメージになっちゃうのかな。作品世界がいっしょだと。
今回イラストは金ひかる氏。きらいというわけではないが、やはり山田ユギ氏がそのまま担当してくれてたらな、と思った。姉妹作との差なんかも見てみたかったなと思うので。
作品内容も、『何でやねん!』のあのほろ苦さにはかなわないかな。やっぱり二番煎じってイメージになっちゃうのかな。作品世界がいっしょだと。
2007年06月09日 (土) | 編集 |
幻想ミステリ作品集、なのだそうだ。
読んでいるあいだ、とても楽しかった。
幻想と銘打たれているし、たしかに幻想的ではあるけれど、探偵小説のわくわく感がどっさり詰め込まれている第一編からの三作品で、すっかり引き込まれてしまったよ。
私のお気に入りは『疫病(えやみ)草紙』。
平安京を舞台とした二人の貴公子の争う様が描かれているのだけれども、どす黒い心に織り上げられた世界のなかに、自分までもがほうりこまれてしまったように、全身で味わうように読んだ。
そうだよ。
だれにだって、そういうとこ、あると思うよ。
この作品、著者二十歳の筆らしい。すごいなぁ。
読んでいるあいだ、とても楽しかった。
幻想と銘打たれているし、たしかに幻想的ではあるけれど、探偵小説のわくわく感がどっさり詰め込まれている第一編からの三作品で、すっかり引き込まれてしまったよ。
私のお気に入りは『疫病(えやみ)草紙』。
平安京を舞台とした二人の貴公子の争う様が描かれているのだけれども、どす黒い心に織り上げられた世界のなかに、自分までもがほうりこまれてしまったように、全身で味わうように読んだ。
そうだよ。
だれにだって、そういうとこ、あると思うよ。
この作品、著者二十歳の筆らしい。すごいなぁ。
2007年06月09日 (土) | 編集 |
単なるグルメ漫画ではなく、30前後というある意味とても中途半端な世代の、希望があるようななくてもおかしくないような、そんな切なさと、ある種の開き直りも加味されて、読んでいて、おもしろいやら切ないやら。
それにしても紹介されているお店はどこも行きたくなってしまったなぁ。
昔の私だったら、間違いなく探訪してまわったな。しかしバブルは遠くなりにけり・・・・。私のグルメ生活よ、さようなら、だ。
ところでこのなかの鰻屋さん。もしかして麹町にあったとこの関連なんだろうか。暖簾分けしたとか、移転したとか。同じ名前でとても美味しいとこがあったんだよね。政治家秘書さんに連れてってもらったんだけどさ。
楽しみました。
ほろりとしつつ、お腹がなる、不思議な漫画。
ありがとうございました〜。>Mさま
それにしても紹介されているお店はどこも行きたくなってしまったなぁ。
昔の私だったら、間違いなく探訪してまわったな。しかしバブルは遠くなりにけり・・・・。私のグルメ生活よ、さようなら、だ。
ところでこのなかの鰻屋さん。もしかして麹町にあったとこの関連なんだろうか。暖簾分けしたとか、移転したとか。同じ名前でとても美味しいとこがあったんだよね。政治家秘書さんに連れてってもらったんだけどさ。
楽しみました。
ほろりとしつつ、お腹がなる、不思議な漫画。
ありがとうございました〜。>Mさま
2007年06月09日 (土) | 編集 |
面白かった!!
こりゃ人気あるわけだよ。
天然乙女に一途な先輩。このいかにも逞しい乙女と、臆病な先輩が大学生活で出合ったあれこれを描いた連作集。連作集だけども、これはこれで1冊の長編として味わった。作中人物のだれもが幸せになれる作品は、読み手もすっかり幸せにしてくれるものなんだね。
ファンタジーではある。
現実には起こりえないことがたくさんある。
でも、その奇想天外を突き抜けて、もりもりごはんを食べながらごりごり歩いていく乙女に、はっきりきっぱり引け目を感じつつ、それでも、私もあとについていかせていただきます、といいたくなるような元気がもらえる本であったよ。
乙女ちっくな先輩には、ちょっと笑わせてもらったけれども。
どの登場人物も魅力的で印象的。
とりあえず面食いの私としては学祭実行委員長殿の女装姿が見たいものである。
ありがとうございました♪
本気で楽しかったよ。>Taさま
こりゃ人気あるわけだよ。
天然乙女に一途な先輩。このいかにも逞しい乙女と、臆病な先輩が大学生活で出合ったあれこれを描いた連作集。連作集だけども、これはこれで1冊の長編として味わった。作中人物のだれもが幸せになれる作品は、読み手もすっかり幸せにしてくれるものなんだね。
ファンタジーではある。
現実には起こりえないことがたくさんある。
でも、その奇想天外を突き抜けて、もりもりごはんを食べながらごりごり歩いていく乙女に、はっきりきっぱり引け目を感じつつ、それでも、私もあとについていかせていただきます、といいたくなるような元気がもらえる本であったよ。
乙女ちっくな先輩には、ちょっと笑わせてもらったけれども。
どの登場人物も魅力的で印象的。
とりあえず面食いの私としては学祭実行委員長殿の女装姿が見たいものである。
ありがとうございました♪
本気で楽しかったよ。>Taさま
2007年06月08日 (金) | 編集 |
なんと感想を書いていいものやら・・・。
けど、私は好きだな、この作品。
bk1より転載。
『復讐。功名心。過去の清算。それぞれの思いを抱え、男たちは走る。3人の思いが交錯したとき、運命は大きく動き始める…。クールでファニーな殺し屋たちが奏でる狂想曲。書き下ろし長編。』
クールでファニーというよりは、とても人間臭い殺し屋たちだと思うけども。いや、一人は殺し屋ですらないよな。
あいかわらず伊坂作品はレイアウトが楽しい。今回も、三人の男たちの視点が交互に登場するのに対して、それぞれの頭には、彼らの名前の印影が小見出し代わりにぺたんと押されているというスタイル。こういうオシャレって、ほんと好きだわ。
ところで、タイトルはどういう意味なんだろうと、辞書を引いてみた。
思いっきり唸らされた。
そのものの意味は作中にキーワードのように出てくるものなので、単純に納得なのだが、慣用句的な扱いが非常に意味深。ここまでちゃんと認識してつけてるのかな? 認識してるんだろうな。
けど、私は好きだな、この作品。
bk1より転載。
『復讐。功名心。過去の清算。それぞれの思いを抱え、男たちは走る。3人の思いが交錯したとき、運命は大きく動き始める…。クールでファニーな殺し屋たちが奏でる狂想曲。書き下ろし長編。』
クールでファニーというよりは、とても人間臭い殺し屋たちだと思うけども。いや、一人は殺し屋ですらないよな。
あいかわらず伊坂作品はレイアウトが楽しい。今回も、三人の男たちの視点が交互に登場するのに対して、それぞれの頭には、彼らの名前の印影が小見出し代わりにぺたんと押されているというスタイル。こういうオシャレって、ほんと好きだわ。
ところで、タイトルはどういう意味なんだろうと、辞書を引いてみた。
思いっきり唸らされた。
そのものの意味は作中にキーワードのように出てくるものなので、単純に納得なのだが、慣用句的な扱いが非常に意味深。ここまでちゃんと認識してつけてるのかな? 認識してるんだろうな。
2007年06月08日 (金) | 編集 |
奈良萌え〜〜〜〜。
お貸しくださいまして、ありがとうでした。>Tさま
読んだよ!←それだけかい!!
やっぱ奈良さんの龍はイイ!!
扉の龍さんに(←人かと思うわな)一目惚れした。
お貸しくださいまして、ありがとうでした。>Tさま
読んだよ!←それだけかい!!
やっぱ奈良さんの龍はイイ!!
扉の龍さんに(←人かと思うわな)一目惚れした。
2007年06月07日 (木) | 編集 |
ウェルネスシリーズとでも?
すでにその存在すら忘れ果てていた(すまぬ)リシャールの恋愛話のとどのつまり。申し訳ないのだが、なんとなくやっつけ仕事的な印象が拭えず。あまり楽しめたとはいえない。
やはりこのシリーズは、ティエンさまラブであり、レオンさまいらっしゃーい、なのであるよ。
すでにその存在すら忘れ果てていた(すまぬ)リシャールの恋愛話のとどのつまり。申し訳ないのだが、なんとなくやっつけ仕事的な印象が拭えず。あまり楽しめたとはいえない。
やはりこのシリーズは、ティエンさまラブであり、レオンさまいらっしゃーい、なのであるよ。
2007年06月06日 (水) | 編集 |
かの有名な『こち亀』トリビュート。
実は漫画作品のほうはアンダラインくらいしかわからないのだが、豪華執筆陣のため、人様にお願いして読ませていただいた。
ありがとうございました。>SHさま
収載作品は以下のとおり。
『幼な馴染み』大沢在昌著
『池袋⇔亀有エクスプレス』石田衣良著
『キング・タイガー』今野敏著
『一杯の賭け蕎麦』柴田よしき著
『ぬらりひょんの褌」京極夏彦著
『決闘、二対三!の巻』逢坂剛著
『日指せ乱歩賞!』東野圭吾著
私には『ぬらりひょん〜』はいちばん楽しかった。いちばん漫画作品の登場人物に違和感がないのは、大沢作品であるというのをどこかで読んだ。たしかにそうかもしれないが、京極作品のオールキャストぶり&マニアックなファンぶりというのは、かなり楽しかった。なんといってもあの方が登場するのだもの!! あの方々のその後がいっぱい想像できるんだもの!!
ところで。
書物が出版されるには、その間にいろいろな人間の手が入る。まず筆者がいて、編集がいて、校閲がいて、印刷屋がいて。大雑把なところでこれくらいはだれでも想像はできると思う。で、意外に、筆者というのはご自身の記憶で書かれることがあったりもする。それに対して筆者の意図するところを歪めずにチェック作業が行われるわけなんだが。
この作品に関して、巻末に収載されている解説がとてもいただけない。単純誤植は書物につきものの、いわば運命共同体のようなもので、これに関してはいちいちあげつらうつもりはない。時折ものすごく悲しくなるものがあって、そういうのはぜひ次回の刷で、と思うが。しかしながら、固有名詞に間違いはあってほしくない。この解説文には、なんの資料もなく読みとばすくらいのイキオイで読んだ私ですら指摘できる間違いが2つある。いくら解説が的を射ているものだったとしても、これは興醒め。解説文なんだから、作品名を間違えるなんてことはやめておこうよ。
実は漫画作品のほうはアンダラインくらいしかわからないのだが、豪華執筆陣のため、人様にお願いして読ませていただいた。
ありがとうございました。>SHさま
収載作品は以下のとおり。
『幼な馴染み』大沢在昌著
『池袋⇔亀有エクスプレス』石田衣良著
『キング・タイガー』今野敏著
『一杯の賭け蕎麦』柴田よしき著
『ぬらりひょんの褌」京極夏彦著
『決闘、二対三!の巻』逢坂剛著
『日指せ乱歩賞!』東野圭吾著
私には『ぬらりひょん〜』はいちばん楽しかった。いちばん漫画作品の登場人物に違和感がないのは、大沢作品であるというのをどこかで読んだ。たしかにそうかもしれないが、京極作品のオールキャストぶり&マニアックなファンぶりというのは、かなり楽しかった。なんといってもあの方が登場するのだもの!! あの方々のその後がいっぱい想像できるんだもの!!
ところで。
書物が出版されるには、その間にいろいろな人間の手が入る。まず筆者がいて、編集がいて、校閲がいて、印刷屋がいて。大雑把なところでこれくらいはだれでも想像はできると思う。で、意外に、筆者というのはご自身の記憶で書かれることがあったりもする。それに対して筆者の意図するところを歪めずにチェック作業が行われるわけなんだが。
この作品に関して、巻末に収載されている解説がとてもいただけない。単純誤植は書物につきものの、いわば運命共同体のようなもので、これに関してはいちいちあげつらうつもりはない。時折ものすごく悲しくなるものがあって、そういうのはぜひ次回の刷で、と思うが。しかしながら、固有名詞に間違いはあってほしくない。この解説文には、なんの資料もなく読みとばすくらいのイキオイで読んだ私ですら指摘できる間違いが2つある。いくら解説が的を射ているものだったとしても、これは興醒め。解説文なんだから、作品名を間違えるなんてことはやめておこうよ。
2007年06月06日 (水) | 編集 |
読み終えてしまえば、なるほど、そういう意味だったのか、と膝を打つこともできるが。
見事にあれこれ・・・(以下省略)。
とにかく、作者の勝利!!としかいいようがない。
いわれてみりゃあ、あれもそうだ、あそこもそうだ、なんで思い当たらなかったんだよ、ちくしょー!な作品。
ただ読後感があまりよくはない。
そこまでわかっていながら、なんでアンタはそういうことができるんだよ!!と思う私は、まだまだ心の狭い人間なのか。いや、これはきっともう一生変わらないと思うので、まだまだ、とはいえないか。
あー、すみません。
読んでおられない方にはいつもにまして、なにがなにやらでしょうが、ことこの作品に関しては、なにをどう書こうがネタばらしになってしまうので、このへんで。
(有栖川先生のエッセイに書かれていたことが実によくわかる・・・)
お貸しくださいましてありがとうございました。堪能いたしました。>pさま
見事にあれこれ・・・(以下省略)。
とにかく、作者の勝利!!としかいいようがない。
いわれてみりゃあ、あれもそうだ、あそこもそうだ、なんで思い当たらなかったんだよ、ちくしょー!な作品。
ただ読後感があまりよくはない。
そこまでわかっていながら、なんでアンタはそういうことができるんだよ!!と思う私は、まだまだ心の狭い人間なのか。いや、これはきっともう一生変わらないと思うので、まだまだ、とはいえないか。
あー、すみません。
読んでおられない方にはいつもにまして、なにがなにやらでしょうが、ことこの作品に関しては、なにをどう書こうがネタばらしになってしまうので、このへんで。
(有栖川先生のエッセイに書かれていたことが実によくわかる・・・)
お貸しくださいましてありがとうございました。堪能いたしました。>pさま
2007年06月05日 (火) | 編集 |
榎田作品としては、まあまあかな。やはり高いレベルを期待してしまう作家さんなので。
この作品に関しては、なにより執事の富益氏が最高によい。といっても、タイトルロールではなく、若い二人を見守る祖父的立場というか。
っつか、私はどんだけ脇役が好きやねん!という話だな・・・。
この作品に関しては、なにより執事の富益氏が最高によい。といっても、タイトルロールではなく、若い二人を見守る祖父的立場というか。
っつか、私はどんだけ脇役が好きやねん!という話だな・・・。
2007年06月05日 (火) | 編集 |
あれ? bk1でお取り扱いができないとなっている。完売した??
しつこく続く奈良萌え。
この作品の攻めさんは、なにやら『君好き』の浅井さんみたいでたいへんかっこがおよろしい。
そして、受けの坂下という名前にひとりウケ。ちょっと別のゴリラ系のひとを思い出して。←すまぬ。>坂下
人情派BL。
「しぇんしぇ〜」に「でじゃ〜と」もってくるおっちゃんが可愛くて切なくて、大好きだ。
そして。
できれば班目弟の話も読んでみたかったり。
だって、奈良氏イラストがかっこいいのだもの。
しつこく続く奈良萌え。
この作品の攻めさんは、なにやら『君好き』の浅井さんみたいでたいへんかっこがおよろしい。
そして、受けの坂下という名前にひとりウケ。ちょっと別のゴリラ系のひとを思い出して。←すまぬ。>坂下
人情派BL。
「しぇんしぇ〜」に「でじゃ〜と」もってくるおっちゃんが可愛くて切なくて、大好きだ。
そして。
できれば班目弟の話も読んでみたかったり。
だって、奈良氏イラストがかっこいいのだもの。
2007年06月04日 (月) | 編集 |
あまりにかっとんだ表紙イラストに、出だしのエピソード(プロローグ)の意表をつく内容で、一瞬読むのやめとこかいな、と思ってしまったのは、ナイショです。
章立てが細かくて、章タイトルを読んでいるだけで楽しい。宇宙人から離れることをしない先輩たちの会話も楽しいし、章の頭に挿入されている宇宙人についてのあれこれを読みながら、謎を繙いていくというのも面白い趣向。
で、ついつい就寝時間を大幅にオーバーして、読了してしまった。
紙一重な部分もあるけれど、水乃サトルのシリーズは、この軽やかさとある種の馬鹿馬鹿しさがいいんだろうね。
学生水乃のシリーズは↓と合わせて2作なのかな?
社会人シリーズのほうは既読だけれど、ちょっと再読したくなってきた。
近々読むことにしよう。
章立てが細かくて、章タイトルを読んでいるだけで楽しい。宇宙人から離れることをしない先輩たちの会話も楽しいし、章の頭に挿入されている宇宙人についてのあれこれを読みながら、謎を繙いていくというのも面白い趣向。
で、ついつい就寝時間を大幅にオーバーして、読了してしまった。
紙一重な部分もあるけれど、水乃サトルのシリーズは、この軽やかさとある種の馬鹿馬鹿しさがいいんだろうね。
学生水乃のシリーズは↓と合わせて2作なのかな?
社会人シリーズのほうは既読だけれど、ちょっと再読したくなってきた。
近々読むことにしよう。
2007年06月03日 (日) | 編集 |
再読。
久しぶりなので、状況設定のみ記憶にあり。
記憶力が低下してると、二度楽しめてよいことだと思うことにする。
作品はもちろん楽しんだが、さらに楽しんだのは、我孫子武丸氏による解説。二階堂氏と有栖川氏について書かれていたから。
「本格」の枠組みのなかで勝負している二人、ということで、二階堂氏については「古臭くて何が悪い、これこそが本格だ」、有栖川氏については「これでも古臭いですか?」とそれぞれの主張のスタンスを述べてくれている。まさしく!と膝を打つ気持ちになった。
と、そういえば。
その我孫子氏の作品を最近読んでいない。未読が山積みになってそうだな。そろそろ手を出しておかないと。
久しぶりなので、状況設定のみ記憶にあり。
記憶力が低下してると、二度楽しめてよいことだと思うことにする。
作品はもちろん楽しんだが、さらに楽しんだのは、我孫子武丸氏による解説。二階堂氏と有栖川氏について書かれていたから。
「本格」の枠組みのなかで勝負している二人、ということで、二階堂氏については「古臭くて何が悪い、これこそが本格だ」、有栖川氏については「これでも古臭いですか?」とそれぞれの主張のスタンスを述べてくれている。まさしく!と膝を打つ気持ちになった。
と、そういえば。
その我孫子氏の作品を最近読んでいない。未読が山積みになってそうだな。そろそろ手を出しておかないと。
2007年06月01日 (金) | 編集 |
ダ・ヴィンチでBL芥川賞(だったっけか?)に選ばれてから気になっていた作品。
が、この続きを読まないとなんとも判断しがたいな。
冤罪ということを思うと、堂野の哀しみや怒りはいかばかりかと思う。
つまりは、BLと思って読んじゃいけない作品なのかも。
とりあえず、次作品を読んでから感想を書くことにする。
が、この続きを読まないとなんとも判断しがたいな。
冤罪ということを思うと、堂野の哀しみや怒りはいかばかりかと思う。
つまりは、BLと思って読んじゃいけない作品なのかも。
とりあえず、次作品を読んでから感想を書くことにする。
2007年06月01日 (金) | 編集 |
これは大人も子供もすべからく全員が読まなきゃいけない作品だ。
ぜひ読んでほしい。
大人は、かつての少年少女の心を取り戻すために。
子供は、その時代をもっと豊かにするために。
宇山さんはこの作品を読まれたのだろうか。
読まれてから旅立たれたことを祈りたい。
ぜひ読んでほしい。
大人は、かつての少年少女の心を取り戻すために。
子供は、その時代をもっと豊かにするために。
宇山さんはこの作品を読まれたのだろうか。
読まれてから旅立たれたことを祈りたい。
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したたかに愛を奪え 藤森ちひろ著(プラチナ文庫)
