2006年08月31日 (木) | 編集 |
朝比奈耕作最後の事件「新・惨劇の村」その3。
結局悩んだ挙げ句に一日で3冊読破。
ストーリーについては云々しないが、今回、このシリーズで書いておきたいことがひとつ。
装丁がとてもいい。
本とは手にとって愛でるものだから、装丁が好みの作品は、それだけでも満足度があがります。そういうことってありませんか?
結局悩んだ挙げ句に一日で3冊読破。
ストーリーについては云々しないが、今回、このシリーズで書いておきたいことがひとつ。
装丁がとてもいい。
本とは手にとって愛でるものだから、装丁が好みの作品は、それだけでも満足度があがります。そういうことってありませんか?
2006年08月31日 (木) | 編集 |
朝比奈耕作最後の事件「新・惨劇の村」その2。
どうにもイタイわ・・・・。
もうはやくラストまで読ませてほしい。
ラストまで読んだら、未読の朝比奈シリーズも封印してしまいそうな勢いだな。
どうにもイタイわ・・・・。
もうはやくラストまで読ませてほしい。
ラストまで読んだら、未読の朝比奈シリーズも封印してしまいそうな勢いだな。
2006年08月31日 (木) | 編集 |
朝比奈耕作最後の事件「新・惨劇の村」その1。
ものっすごーーーーーーーーい思わせぶりなプロローグで、完結してから読むことにしようかとかなり悩んだ。全5作予定のこの作品、いま現在3冊が出されているところなので。
3日間悩んで、読むことにした。
事件が5冊すべてにだらだらと続くわけではない。ただし、その底流にあるのは、朝比奈探偵にまつわるまたしても悲劇の予感。感想は全作を読了してのちにする。
ちょっと自分の心まで切り刻まれそうで、イタイ。読み切れるかな。
といっても、もうすでに3冊読んでしまってるんだけどね。
ものっすごーーーーーーーーい思わせぶりなプロローグで、完結してから読むことにしようかとかなり悩んだ。全5作予定のこの作品、いま現在3冊が出されているところなので。
3日間悩んで、読むことにした。
事件が5冊すべてにだらだらと続くわけではない。ただし、その底流にあるのは、朝比奈探偵にまつわるまたしても悲劇の予感。感想は全作を読了してのちにする。
ちょっと自分の心まで切り刻まれそうで、イタイ。読み切れるかな。
といっても、もうすでに3冊読んでしまってるんだけどね。
2006年08月31日 (木) | 編集 |
BLにくくるにはもったいない作品。すばらしいSF作品だと思う。
表題作は、人間の身勝手さ、いやらしさをとことん思い知らされる。人間に未来がなくても天使たちにそれがあればいいや、なーんて。
もう一作の『クロックダウン』はそのパラレルワールドのあり方に若干悩むかもしれないが、よしんばそのシステムが理解できなくとも、作品は楽しめる。愛は強し、です。
寿氏の作品は、がっつりハマるものとまるで受け入れられないものがある。自分とのシンクロ度が、妙に興味深い。
表題作は、人間の身勝手さ、いやらしさをとことん思い知らされる。人間に未来がなくても天使たちにそれがあればいいや、なーんて。
もう一作の『クロックダウン』はそのパラレルワールドのあり方に若干悩むかもしれないが、よしんばそのシステムが理解できなくとも、作品は楽しめる。愛は強し、です。
寿氏の作品は、がっつりハマるものとまるで受け入れられないものがある。自分とのシンクロ度が、妙に興味深い。
2006年08月31日 (木) | 編集 |
美術シリーズ、なのだそうな。
確かにこの作品集はすべて芸術にかかわっている人物が登場人物だが。
どの作品も、心が締めつけられるような切なさを内在していて、精神状態があまりよくないいま、読むんじゃなかったかなと反省中。←遅い。
確かにこの作品集はすべて芸術にかかわっている人物が登場人物だが。
どの作品も、心が締めつけられるような切なさを内在していて、精神状態があまりよくないいま、読むんじゃなかったかなと反省中。←遅い。
2006年08月31日 (木) | 編集 |
再読。体調不良により、活字には接したいのだが、ちゃんとしたのは(失礼)読めないと判断。本棚よりBL作品を引っ張り出してきた。購入当時、自分が雨女呼ばわりされていたので、なんとなくこれは買わねばならないという使命感にかられたもの。
同級生モノ、好きなんだわ。
そして、デキる男同士も。
ただ、もうすこし、深みが欲しいな、この作品。
同級生モノ、好きなんだわ。
そして、デキる男同士も。
ただ、もうすこし、深みが欲しいな、この作品。
2006年08月30日 (水) | 編集 |
実はなぜかこれも読んでいなかった柴田作品。
だが、↓の『RED RAIN』と立て続けに読んでよかった。なぜなら、この作品の主人公の夢となる人物が、『RED RAIN』でのラストを締めくくる人物だったから。
ノダがこの作中でのあの状況になるようになった経緯も、ものすごく知りたい。果たして作者のなかにはその道程は固まっているんだろうか。そうだとしたら、ぜひ読ませてほしい。
この作品は、二分冊としてあらたに文庫で刊行されるという。2006.8現在では『星の海を君と泳ごう』が光文社文庫として出版されている。もしかして、いろいろと書き足されているのだろうか。そうだとしたら、そちらも読まねば!
もっといろいろ感想を記したいのだが、ちょっと体力が足りない。文庫を読んだ折に書かせていただく。
だが、↓の『RED RAIN』と立て続けに読んでよかった。なぜなら、この作品の主人公の夢となる人物が、『RED RAIN』でのラストを締めくくる人物だったから。
ノダがこの作中でのあの状況になるようになった経緯も、ものすごく知りたい。果たして作者のなかにはその道程は固まっているんだろうか。そうだとしたら、ぜひ読ませてほしい。
この作品は、二分冊としてあらたに文庫で刊行されるという。2006.8現在では『星の海を君と泳ごう』が光文社文庫として出版されている。もしかして、いろいろと書き足されているのだろうか。そうだとしたら、そちらも読まねば!
もっといろいろ感想を記したいのだが、ちょっと体力が足りない。文庫を読んだ折に書かせていただく。
2006年08月30日 (水) | 編集 |
『龍の黙示録』シリーズ。もう何作目になるんだか。←調べなさい。ええっと6作目かな?
おそろしいことにますます龍が人間臭くなってきた。吸血鬼VSバチカンという設定の根幹は揺るがないのだが、ここまで色恋が絡まってくるとはね。
セバスティアーノが勝手に動き始めたというように作者篠田氏が前作のあとがきで書かれていたように記憶しているのだが、そのせいか。ああ、それにしてもトーコのあの恋愛音痴ぶりはどうにかならないものか。イライラする〜〜〜。
それにしても、というなら、でも、どちらかというと龍ですな。ライルの素直さをもっと学びなさーい!!と頭はたきたくなるわ。
ま、いずれ続きの気になる作品ではあります。
おそろしいことにますます龍が人間臭くなってきた。吸血鬼VSバチカンという設定の根幹は揺るがないのだが、ここまで色恋が絡まってくるとはね。
セバスティアーノが勝手に動き始めたというように作者篠田氏が前作のあとがきで書かれていたように記憶しているのだが、そのせいか。ああ、それにしてもトーコのあの恋愛音痴ぶりはどうにかならないものか。イライラする〜〜〜。
それにしても、というなら、でも、どちらかというと龍ですな。ライルの素直さをもっと学びなさーい!!と頭はたきたくなるわ。
ま、いずれ続きの気になる作品ではあります。
2006年08月30日 (水) | 編集 |
なぜ読んでいなかったのかわからないんだが、読み忘れていた柴田作品。やっぱりおもしろい。おもしろくて切ない。SFテイストは苦手という方も多いと思うが、そんなものテイストなだけであって(単に作品上の設定にすぎないと言い切ってもいいかもしれない)、苦手意識をもって避けるにはもったいない作品。未読の方にはぜひ読んでほしいな。
まだまだ謎を孕んだままこの作品は終結する。
この先を読みたいと思うのは、私だけだろうか。
まだまだ謎を孕んだままこの作品は終結する。
この先を読みたいと思うのは、私だけだろうか。
2006年08月29日 (火) | 編集 |
いったい何回目なのやら・・。少なくとも今年は2読目。
記録を始めてから同じ年に同じ作品を読むのは避けようと思っていたんだが、ついに断念。というか、手にとってしまったんだよな。
同じ本を何度も読めないというひとはいるが、漫画であろうが、小説であろうが、なんであろうが、読むたびに新しい発見はある。だから私は再読もやめられない。
ちなみに今回はこの作品で失恋する女の子の心の強さに思いっきり同調してしまったぜ。
記録を始めてから同じ年に同じ作品を読むのは避けようと思っていたんだが、ついに断念。というか、手にとってしまったんだよな。
同じ本を何度も読めないというひとはいるが、漫画であろうが、小説であろうが、なんであろうが、読むたびに新しい発見はある。だから私は再読もやめられない。
ちなみに今回はこの作品で失恋する女の子の心の強さに思いっきり同調してしまったぜ。
2006年08月28日 (月) | 編集 |
綾辻作品のなかでは、もしかしたらやっぱりこのシリーズがいちばん好きかもしれない。また書いてくれるといいなぁ。
といいつつ、ひとつだけ気になることが・・・。
トリックに触れてしまうので、ネタが割れてしまうのがイヤな方はあとは読まれませんよう。といっても1行コメントだけどね。
といいつつ、ひとつだけ気になることが・・・。
トリックに触れてしまうので、ネタが割れてしまうのがイヤな方はあとは読まれませんよう。といっても1行コメントだけどね。
2006年08月28日 (月) | 編集 |
手にとった理由は、「有栖川有栖・笠井潔・北村薫が決める『本格ミステリこれがベストだ!』座談会」。いわずもがな・・・・。
トラキチ二人と笠井氏でどのような対談になるのかと思ったら、意外に笠井氏が柔らかい印象でちょっと驚き。
このところ、この手のベストものを読んでいなかったんだが、さすがに2001年になると、読んでいる作品は少ない。私のミステリ読書全盛はやっぱり2000年までだったよう。ちょっと面白そうな作品の紹介があったので、読んでみることにする。こういうのを参考にするというのも、たまにはいいかもね。
トラキチ二人と笠井氏でどのような対談になるのかと思ったら、意外に笠井氏が柔らかい印象でちょっと驚き。
このところ、この手のベストものを読んでいなかったんだが、さすがに2001年になると、読んでいる作品は少ない。私のミステリ読書全盛はやっぱり2000年までだったよう。ちょっと面白そうな作品の紹介があったので、読んでみることにする。こういうのを参考にするというのも、たまにはいいかもね。
2006年08月26日 (土) | 編集 |
『くちびるに銀の弾丸』続編。続きものだと、やっぱりついつい買ってしまうこの性を、誰かどうにかしてください。←無理。
今回は、表題作のほかに、書き下ろしと、イラスト担当の祭河ななを氏作の漫画作品が収載されている。
表題作は、いうなれば王道のBLで、これはまあどうでもいいようなありがちな展開なのだけども、書き下ろしは、仕事に悩む後輩たちと、そうした問題を解決していくなかで二人の絆が深まるという仕掛けになっていて、面白かった。仕事における上司(またはリーダー)と部下の関わりが、いかに仕事そのものに影響をもたらすか。上司と部下の相性もさることながら、お互いへの信頼がどれだけ大切なものなのかをあらためて思う縁(よすが)になる作品だった。
漫画作品は、前作と表題作との狭間の時期にあたるもので、これがまた意外に(失礼!)楽しめた。
攻めくんの言葉攻めが苦手なこのシリーズだけども、けっこう楽しませてもらいました。
今回は、表題作のほかに、書き下ろしと、イラスト担当の祭河ななを氏作の漫画作品が収載されている。
表題作は、いうなれば王道のBLで、これはまあどうでもいいようなありがちな展開なのだけども、書き下ろしは、仕事に悩む後輩たちと、そうした問題を解決していくなかで二人の絆が深まるという仕掛けになっていて、面白かった。仕事における上司(またはリーダー)と部下の関わりが、いかに仕事そのものに影響をもたらすか。上司と部下の相性もさることながら、お互いへの信頼がどれだけ大切なものなのかをあらためて思う縁(よすが)になる作品だった。
漫画作品は、前作と表題作との狭間の時期にあたるもので、これがまた意外に(失礼!)楽しめた。
攻めくんの言葉攻めが苦手なこのシリーズだけども、けっこう楽しませてもらいました。
2006年08月25日 (金) | 編集 |
幼馴染み同級生もの。中学の頃からの片思いが成就するまでの、まさに“初恋”一直線。
特になんということも起こらない(もちろんそれなりの紆余曲折はあるにせよ)、日常にある恋のお話。なんだけど、ほんわかと幸せになれるのは、ご町内の方々をはじめとする周囲の造形が温かいからだろうか。
ほっとできる作品。
こういうの好きだなぁ。シリアスも好きだけど。
特になんということも起こらない(もちろんそれなりの紆余曲折はあるにせよ)、日常にある恋のお話。なんだけど、ほんわかと幸せになれるのは、ご町内の方々をはじめとする周囲の造形が温かいからだろうか。
ほっとできる作品。
こういうの好きだなぁ。シリアスも好きだけど。
2006年08月24日 (木) | 編集 |
本歌取りシリーズ三作目。
たいそうにおふざけ?と思うかもしれないこの作品。もしくはこのシリーズ。『夏』はともかく、『秋』とこの『冬』はとても心が抉られる哀しい作品であると思う。
いろいろと書きたいことはあるように思うのだが、言葉にできないな。
ミステリというのとは少し違うものではあると私には位置づけられる作品だけれども、ちょっとばかりのバカバカしさを許せるのなら、ぜひ読んでみてください。
たいそうにおふざけ?と思うかもしれないこの作品。もしくはこのシリーズ。『夏』はともかく、『秋』とこの『冬』はとても心が抉られる哀しい作品であると思う。
いろいろと書きたいことはあるように思うのだが、言葉にできないな。
ミステリというのとは少し違うものではあると私には位置づけられる作品だけれども、ちょっとばかりのバカバカしさを許せるのなら、ぜひ読んでみてください。
2006年08月23日 (水) | 編集 |
あいたたた。BK1ではまだお取り扱いができないとなっているわ。
そりゃそうだ。28日発売なんだもんな・・・。
ええっと、私の出没先はブログタイトルのとおり神保町でして、二見書房があるのも神保町でして、そばにある本屋では、二見のものはかなり早い時期に入手できるのですわ。
ということで、ズルこいて、手に入れたわけではありません。
蛇足ながら。
そんな近くなもんで、愛読者プレゼントに申し込む際に利用する郵便局は、二見書房のナナメ前、その本屋さんの隣り。この封筒、そのまま持参してもいいっすか、といつも二見の前でつぶやいているのであった。だって80円もったいない・・。
で、感想。
『俺は悪くない』のだれかさんを彷彿させるような先輩がいたり、『働きません!』を思い出させるようなひとたちがいたり、なんとなくすこし二番煎じ的な香りもするのだが、やはりユギさんの作品は面白い!
ちょっとボケ系の受けくんも、わりあいよくあるキャラだが、ただし、ひと味違うのよ。
「だから安心して俺のもんになりな」
このセリフにやられましたねー。なんつー男前な! これだけ読むと攻めくんの言葉だものね。
恋愛だけが描かれるのではなく、憧れの仕事は自分にとってどういうものであるのかというような命題もきっちり結末がつけられていて、やっぱ最高っす。
そりゃそうだ。28日発売なんだもんな・・・。
ええっと、私の出没先はブログタイトルのとおり神保町でして、二見書房があるのも神保町でして、そばにある本屋では、二見のものはかなり早い時期に入手できるのですわ。
ということで、ズルこいて、手に入れたわけではありません。
蛇足ながら。
そんな近くなもんで、愛読者プレゼントに申し込む際に利用する郵便局は、二見書房のナナメ前、その本屋さんの隣り。この封筒、そのまま持参してもいいっすか、といつも二見の前でつぶやいているのであった。だって80円もったいない・・。
で、感想。
『俺は悪くない』のだれかさんを彷彿させるような先輩がいたり、『働きません!』を思い出させるようなひとたちがいたり、なんとなくすこし二番煎じ的な香りもするのだが、やはりユギさんの作品は面白い!
ちょっとボケ系の受けくんも、わりあいよくあるキャラだが、ただし、ひと味違うのよ。
「だから安心して俺のもんになりな」
このセリフにやられましたねー。なんつー男前な! これだけ読むと攻めくんの言葉だものね。
恋愛だけが描かれるのではなく、憧れの仕事は自分にとってどういうものであるのかというような命題もきっちり結末がつけられていて、やっぱ最高っす。
2006年08月23日 (水) | 編集 |
ひきこもり探偵(?)シリーズ第三弾。これで一応の完結。
現代版お伽話と割り切って最後までおつきあいしたが、もうこの作家の作品は読まないような予感。ほかの作品はテイストが違うかもしれないが、チャレンジする勇気はない。
言葉を飾らずにコメントを書くので、それでもよろしければ続きを読んでやってください。
現代版お伽話と割り切って最後までおつきあいしたが、もうこの作家の作品は読まないような予感。ほかの作品はテイストが違うかもしれないが、チャレンジする勇気はない。
言葉を飾らずにコメントを書くので、それでもよろしければ続きを読んでやってください。
2006年08月23日 (水) | 編集 |
講談社で辣腕をふるわれた編集者・宇山日出臣さんがお亡くなりになった。新聞報道によると、「8月3日、肝硬変で死去。62歳」とのこと。あまりに早いその死に、衝撃を受けた方も多いだろう。面識もないくせにずうずうしい、といわれそうだが、私もそのなかの一人ではある。
追悼の意をこめて、この作品を読んだ。なぜなら、法月氏によるまえがきにこうあったからである。
『これは、宇山氏の、宇山氏による、宇山氏のための本である』
宇山氏がこの作品のオリジナルバージョンになにを求めてなにを探していたのか、当の法月氏に不明なのだから私にはわかる由もないが、なにかをしたかった。なので、読んだ。
若く、苦々しい、青い時代ならばこその小説に、すこしく胸を灼きながら読ませていただいた。
***
宇山さん。
宇山さんをはじめとした方々が興してくださった本格ミステリのムーブメントをリアルタイムでおっかけることができた幸運に感謝します。
ご冥福をお祈りいたします。
追悼の意をこめて、この作品を読んだ。なぜなら、法月氏によるまえがきにこうあったからである。
『これは、宇山氏の、宇山氏による、宇山氏のための本である』
宇山氏がこの作品のオリジナルバージョンになにを求めてなにを探していたのか、当の法月氏に不明なのだから私にはわかる由もないが、なにかをしたかった。なので、読んだ。
若く、苦々しい、青い時代ならばこその小説に、すこしく胸を灼きながら読ませていただいた。
***
宇山さん。
宇山さんをはじめとした方々が興してくださった本格ミステリのムーブメントをリアルタイムでおっかけることができた幸運に感謝します。
ご冥福をお祈りいたします。
2006年08月22日 (火) | 編集 |
なんだろう。どういえばいいのかな。
なにかが足りないんだわ。
恋愛小説ではないから(片思いはしてるけど)そういう甘ったるさはなくていいし、あっても困るけど、政治の世界に棲むフィクサーというかギャンブラーというか、その人となりが、いまいち描き切れていないのが、問題なんかな。
テイストはきらいじゃないけど、おススメにはできないな。
なにかが足りないんだわ。
恋愛小説ではないから(片思いはしてるけど)そういう甘ったるさはなくていいし、あっても困るけど、政治の世界に棲むフィクサーというかギャンブラーというか、その人となりが、いまいち描き切れていないのが、問題なんかな。
テイストはきらいじゃないけど、おススメにはできないな。
2006年08月22日 (火) | 編集 |
吸血鬼シリーズの第二作目。第一作がどうやらいちばん面白そうなのだけども、図書館にはなかった。ちぇ。
結果として、吸血鬼になってしまった受けクンは、自分の思いを遂げて、攻めクンも吸血鬼にしてしまうのだけど(ネタばらし御免)、この攻めクンが天然ぼけくさいというかなんというか・・・まあ、魅力を感じないのですな。ということで、作品としてはちょっとあまり評価はできず。
ただ、ラストシーンの二人は、とてもかっこよく、吸血鬼のイメージにもぴったりで、本懐を遂げるという意味でもちゃんと締まっているのはよかったな。
結果として、吸血鬼になってしまった受けクンは、自分の思いを遂げて、攻めクンも吸血鬼にしてしまうのだけど(ネタばらし御免)、この攻めクンが天然ぼけくさいというかなんというか・・・まあ、魅力を感じないのですな。ということで、作品としてはちょっとあまり評価はできず。
ただ、ラストシーンの二人は、とてもかっこよく、吸血鬼のイメージにもぴったりで、本懐を遂げるという意味でもちゃんと締まっているのはよかったな。
2006年08月22日 (火) | 編集 |
もう読むまいとここに記したシリーズであるのに、続きを図書館で予約していたのを忘れていた。回ってきたので読んだ。活字中毒なので。
でも、ほんと、もういいわ。
前回のよりはまだマシだったけども。
でも、ほんと、もういいわ。
前回のよりはまだマシだったけども。
2006年08月20日 (日) | 編集 |
彼に殺意があったのか、と問われれば、それにはYesと答えるしかないと思う。が、その殺人が暴かれないということについては・・・どうやら朝比奈探偵に毒されたらしい。
と、ここでとどめておく。
ミステリというよりは、事件の絡む青春物語? いや、青春ではないか。けど、高校時代のある出来事を背景に展開されていく本作は、そこここに青春時代にしかもちえないある甘酸っぱさを感じさせる。青臭いというのかもしれないけれども。
殺される側に一切の憐憫を感じない、殺されて当然だよな、と思わせる表現も、この“ほのぼの(?)”ミステリの必須要素なんだろうな。作者の作為を感じるような気がしないでもないけれども、なんとなく素直にのってもいいな、なんて思ってしまうのは、私自身が音楽ーーあるグループーーに癒しを施されているせいかもしれない。
あ、そうそう。
この作品で甘酸っぱさをまき散らしているのは、ある人気絶大なバンドなんである。
やさしいミステリもたまにはいい。
と、ここでとどめておく。
ミステリというよりは、事件の絡む青春物語? いや、青春ではないか。けど、高校時代のある出来事を背景に展開されていく本作は、そこここに青春時代にしかもちえないある甘酸っぱさを感じさせる。青臭いというのかもしれないけれども。
殺される側に一切の憐憫を感じない、殺されて当然だよな、と思わせる表現も、この“ほのぼの(?)”ミステリの必須要素なんだろうな。作者の作為を感じるような気がしないでもないけれども、なんとなく素直にのってもいいな、なんて思ってしまうのは、私自身が音楽ーーあるグループーーに癒しを施されているせいかもしれない。
あ、そうそう。
この作品で甘酸っぱさをまき散らしているのは、ある人気絶大なバンドなんである。
やさしいミステリもたまにはいい。
2006年08月19日 (土) | 編集 |
なんとなくひさしぶりに吉村作品が読みたくなって、というよりは朝比奈探偵に会いたくなって、図書館で借りてきた。読んでいないと思ったら読んでいたというのはご愛嬌ということで。
吉村作品はたくさんありすぎて、どこまで読んだのかもう忘れちゃってるんだよな。いま「朝比奈耕作最後の事件」と銘打って出されているシリーズを読みたいと思っているんだが、その前に惨劇シリーズを再読しないと、ほんとにもうすっかり記憶がどこかに飛んでいってしまっていて・・・。ダメだなぁ。
いつも自分では手に取らない、しかし読むと実に興味深い作品をお貸ししてくださるTさまが、現在帰郷中。そちらが舞台のこの作品なので、そのへんを思い起こしながら読ませていただいた。
フカヒレ寿司、食べたいです。
吉村作品はたくさんありすぎて、どこまで読んだのかもう忘れちゃってるんだよな。いま「朝比奈耕作最後の事件」と銘打って出されているシリーズを読みたいと思っているんだが、その前に惨劇シリーズを再読しないと、ほんとにもうすっかり記憶がどこかに飛んでいってしまっていて・・・。ダメだなぁ。
いつも自分では手に取らない、しかし読むと実に興味深い作品をお貸ししてくださるTさまが、現在帰郷中。そちらが舞台のこの作品なので、そのへんを思い起こしながら読ませていただいた。
フカヒレ寿司、食べたいです。
2006年08月18日 (金) | 編集 |
なんとなく書きたいことが書き切れていないのではないかという読後感。
人の正義とはなんぞや?という命題はわかるにせよ(正義を振りかざすことのみが正しいのか、また、自分で行う正義とは果たして正義なのか等)、釈然としない作品だ。答えは自分で探せということなのかもしれないが、私は作者に神楽と黒羽のその後を描いていただきたいと思う。そうであれば本作も、長大なエピローグとして成り立ちうるのではないか?
途中、はやい段階で悪意集団の黒幕がみえてきてしまうことなど、どこかしら破綻しているのではないかと思えるこの作品。ちいとばかり残念である。
人の正義とはなんぞや?という命題はわかるにせよ(正義を振りかざすことのみが正しいのか、また、自分で行う正義とは果たして正義なのか等)、釈然としない作品だ。答えは自分で探せということなのかもしれないが、私は作者に神楽と黒羽のその後を描いていただきたいと思う。そうであれば本作も、長大なエピローグとして成り立ちうるのではないか?
途中、はやい段階で悪意集団の黒幕がみえてきてしまうことなど、どこかしら破綻しているのではないかと思えるこの作品。ちいとばかり残念である。
2006年08月17日 (木) | 編集 |
カテゴリどうにかしないと・・・。やっぱりハードボイルドというのを作らないとかな。とりあえずミステリに入れさせておいてください。
***
熱く語りたいのだが、それを表現する語彙が自分にない。
かなりなボリュームの本作だが、一気に読ませてしまう力量はあいかわらず。
コロンビアという国の現実がここに描かれているとおりなのかどうなのか、浅学にして私にはわからないが、ほんとうであるながら、人はなんと愚かで、そして、なんと逞しいものであるのだろう。
すこしくネタばらしにもなる。そのうえ、うまく書けるかどうかもわからない。それでよければ、以下におつきあいください。
***
熱く語りたいのだが、それを表現する語彙が自分にない。
かなりなボリュームの本作だが、一気に読ませてしまう力量はあいかわらず。
コロンビアという国の現実がここに描かれているとおりなのかどうなのか、浅学にして私にはわからないが、ほんとうであるながら、人はなんと愚かで、そして、なんと逞しいものであるのだろう。
すこしくネタばらしにもなる。そのうえ、うまく書けるかどうかもわからない。それでよければ、以下におつきあいください。
2006年08月16日 (水) | 編集 |
買うつもりもなけりゃ読むつもりもなかったのに、なぜか手に取ってしまった挙げ句・・・・夏の怪??
いろんな意味でなんとなくぼーーっとしてるせいか、判断力が曖昧な方向を向いていて、衝動買いに走ってしまうきょうこのごろ。
でも、この方の作品には、そうはハズレはないので。ハイ。
素直に真っ正直にぶつかると、恋愛っていいことあるんでしょうかね。
いろんな意味でなんとなくぼーーっとしてるせいか、判断力が曖昧な方向を向いていて、衝動買いに走ってしまうきょうこのごろ。
でも、この方の作品には、そうはハズレはないので。ハイ。
素直に真っ正直にぶつかると、恋愛っていいことあるんでしょうかね。
2006年08月15日 (火) | 編集 |
本歌取りシリーズ第二弾。
ところが、クイーンの本歌をまるで覚えていないんだな。なのに、なんとなくトリックというか謎オチだけはかすかに覚えているもんだから、作者によるミスディレクションにのみ反応してしまったという・・。してやられた感多し。
ただ、本歌を忘れ果てていても、きちんと楽しめる。そういう意味では、『探偵の夏』よりも単純に謎を追うことは楽しかったかも。
だが、この作品はミステリというよりは、ちがう部分での心に刺さるものがある。
なにか。
私にとっては“業”だろうか。
「ひととして」という言葉の重みを感じた作品だった。
あああ。クイーンも読み返さないとなぁ・・・・。
ところが、クイーンの本歌をまるで覚えていないんだな。なのに、なんとなくトリックというか謎オチだけはかすかに覚えているもんだから、作者によるミスディレクションにのみ反応してしまったという・・。してやられた感多し。
ただ、本歌を忘れ果てていても、きちんと楽しめる。そういう意味では、『探偵の夏』よりも単純に謎を追うことは楽しかったかも。
だが、この作品はミステリというよりは、ちがう部分での心に刺さるものがある。
なにか。
私にとっては“業”だろうか。
「ひととして」という言葉の重みを感じた作品だった。
あああ。クイーンも読み返さないとなぁ・・・・。
2006年08月10日 (木) | 編集 |
本編全十五作のこのシリーズも、ほんとうにラストに近くなってきて・・・。淋しいやら、はやく読みたいやら。
今回は、あとがきがたいそうショッキングで、おかげで本編がふっとんでしまったくらい。残り三作のおおまかな構想が記されているんだな。それは作者の意気込みでもあるだろうし、ショックは受けても、こののちの楽しみに水をさすものではない。
ネタばらしになるので、あれこれとは書けないが、ともかくラストへまっしぐらなスピード感に踊らされた本作であった。
深春の出番がないのは、ファンとしてちと悲しいけども。
次作までの一年が待ち遠しい。
いや、きっと待ちきれなくて、文庫をアタマから読み始めること間違いなし。だな。
今回は、あとがきがたいそうショッキングで、おかげで本編がふっとんでしまったくらい。残り三作のおおまかな構想が記されているんだな。それは作者の意気込みでもあるだろうし、ショックは受けても、こののちの楽しみに水をさすものではない。
ネタばらしになるので、あれこれとは書けないが、ともかくラストへまっしぐらなスピード感に踊らされた本作であった。
深春の出番がないのは、ファンとしてちと悲しいけども。
次作までの一年が待ち遠しい。
いや、きっと待ちきれなくて、文庫をアタマから読み始めること間違いなし。だな。
2006年08月10日 (木) | 編集 |
ひさびさに再読。トリックは忘れ果てているので問題なし(←そこには問題はないのか!?)
ストレートな本格作品。面白い。
たいへんに凝った物理トリックもさることながら、その物理トリックが解明されてのちの、さらなるエピローグがいい。
ああ、そんな謎も残っていたな、という自分のザル加減にはおおいに問題があることは自覚あり。
この明日香井探偵シリーズはあと1作書かれている。そちらはすでに内容すら記憶にないので、再度読んでみようと思う。この双子ちゃん、けっこう好きだわ。キョウという同じ名の双子(叶と響)だというのも、茶目っ気があって楽しい。
ところで。
綾辻さんの京大推理小説研究会時代のペンネームに、明日香京というのがあったような記憶があるのだが。明日香井京のまちがいだったかしら。とまれ、そのへんを使い回している(のではないかと思われる)稚気も、なんとも楽しい作品でした。
作品評とは関係ない?
そのとーりです。でもいいの。コレ読書記録だから。
ストレートな本格作品。面白い。
たいへんに凝った物理トリックもさることながら、その物理トリックが解明されてのちの、さらなるエピローグがいい。
ああ、そんな謎も残っていたな、という自分のザル加減にはおおいに問題があることは自覚あり。
この明日香井探偵シリーズはあと1作書かれている。そちらはすでに内容すら記憶にないので、再度読んでみようと思う。この双子ちゃん、けっこう好きだわ。キョウという同じ名の双子(叶と響)だというのも、茶目っ気があって楽しい。
ところで。
綾辻さんの京大推理小説研究会時代のペンネームに、明日香京というのがあったような記憶があるのだが。明日香井京のまちがいだったかしら。とまれ、そのへんを使い回している(のではないかと思われる)稚気も、なんとも楽しい作品でした。
作品評とは関係ない?
そのとーりです。でもいいの。コレ読書記録だから。
2006年08月09日 (水) | 編集 |
エビリティシリーズ。ボスとはるかの話。
かつてこの業界にいた自分としては、ある意味反発を覚える部分もあるんだが、反面、企画に頭を悩ませていた時期のことを懐かしく思い出すこともできる。ちょっとばかし一石二鳥なシリーズ。
まー、はるかちゃん、立派におなりんさって。←それだけかい!?
このシリーズは小説のほうがいい。もちろんマンガ作品が悪いわけではないのだが、どうしても小説がメインという印象がぬぐえない。絵でしか表現できないものもあるはずだから、次回に期待する。もちろんコラボならではの醍醐味も。
かつてこの業界にいた自分としては、ある意味反発を覚える部分もあるんだが、反面、企画に頭を悩ませていた時期のことを懐かしく思い出すこともできる。ちょっとばかし一石二鳥なシリーズ。
まー、はるかちゃん、立派におなりんさって。←それだけかい!?
このシリーズは小説のほうがいい。もちろんマンガ作品が悪いわけではないのだが、どうしても小説がメインという印象がぬぐえない。絵でしか表現できないものもあるはずだから、次回に期待する。もちろんコラボならではの醍醐味も。
2006年08月09日 (水) | 編集 |
やはり気になるので購入してきた。「獣」シリーズ第一弾。
一輝のにーちゃんの話で、正直あまり好みではないな。シリーズに作目以降に比べると、少々底の浅さが・・・。
ま、読んだということで。
シリーズというよりは関連作品というべきだな。きっとここに登場する千春が妙に人気になって、このあとの作品ができたのだろう。
しかし私はやはりカオルが好きです。はい。
一輝のにーちゃんの話で、正直あまり好みではないな。シリーズに作目以降に比べると、少々底の浅さが・・・。
ま、読んだということで。
シリーズというよりは関連作品というべきだな。きっとここに登場する千春が妙に人気になって、このあとの作品ができたのだろう。
しかし私はやはりカオルが好きです。はい。
2006年08月06日 (日) | 編集 |
シリーズ六作目。買ってきたのはここまで。
ちなみにこれ「獣」シリーズというそうな・・・。
ひとが本性をむき出しにする姿を獣と呼ぶということなのかな。牙をむいて襲いかかってしまうことをいうのではないと信じたい・・・・。
どこかキレてる千春の過去が暴かれる話。しかし、一輝がんばるの巻でもあり。
しあわせになりたいのなら、そのための努力を自分でしなくちゃいけないという教訓を得た。ことにしておこう。
ちなみにこれ「獣」シリーズというそうな・・・。
ひとが本性をむき出しにする姿を獣と呼ぶということなのかな。牙をむいて襲いかかってしまうことをいうのではないと信じたい・・・・。
どこかキレてる千春の過去が暴かれる話。しかし、一輝がんばるの巻でもあり。
しあわせになりたいのなら、そのための努力を自分でしなくちゃいけないという教訓を得た。ことにしておこう。
2006年08月06日 (日) | 編集 |
シリーズ五作目。
大郷とカオルの話。
カオルのトラウマの深さを知る作品。
まだまだトラウマはなくなってはいないとは思うけど、とりあえず大郷にエールを送っとく。
しかし、なんのかんのいいつつも、一気読みできるくらい、このシリーズは私にとっては面白いといえるのかも。
大郷とカオルの話。
カオルのトラウマの深さを知る作品。
まだまだトラウマはなくなってはいないとは思うけど、とりあえず大郷にエールを送っとく。
しかし、なんのかんのいいつつも、一気読みできるくらい、このシリーズは私にとっては面白いといえるのかも。
2006年08月06日 (日) | 編集 |
シリーズ四作目。
二作目で心を通わせることのできた千春(世話役)と一輝(企業あととり)の話。大郷が絡んで一輝が成長していくというストーリー。
立派な企業TOPになってください。>一輝さん
ところで、このコミックスに収載されている小品のなかに、『甘い薔薇』というのがあって、そちらは一輝のパパりんの話となっている。これがこのシリーズ作品中、私はいちばん好きだな。
二作目で心を通わせることのできた千春(世話役)と一輝(企業あととり)の話。大郷が絡んで一輝が成長していくというストーリー。
立派な企業TOPになってください。>一輝さん
ところで、このコミックスに収載されている小品のなかに、『甘い薔薇』というのがあって、そちらは一輝のパパりんの話となっている。これがこのシリーズ作品中、私はいちばん好きだな。
2006年08月06日 (日) | 編集 |
シリーズ三作目。
なんと前作でお気に入りだったカオルの話。みんな同じことを感じていたのやも!?
母親へのトラウマで真っ当な恋愛のできないカオルの恋の物語、ですが。相手の大郷サンにはたいそう気の毒ですが、ここはひとつふんどしびしっとしめて、カおルにつきあってやってください。
藤崎氏というのは、こういう屈折した人物を描くのが好きなのかな。巧いとも思うけども。
なんと前作でお気に入りだったカオルの話。みんな同じことを感じていたのやも!?
母親へのトラウマで真っ当な恋愛のできないカオルの恋の物語、ですが。相手の大郷サンにはたいそう気の毒ですが、ここはひとつふんどしびしっとしめて、カおルにつきあってやってください。
藤崎氏というのは、こういう屈折した人物を描くのが好きなのかな。巧いとも思うけども。
2006年08月06日 (日) | 編集 |
なんとなく気になっていた作家さん。
なので、旅行帰りの浮かれ気分で、よせばいいのにシリーズと思われるものを一気購入。で、シリーズ発端となる第一作を買い逃し・・・。ま、本筋とはそんなに関係しなかったので、よしとする。
シリーズ二作目。
企業あととりとその世話役(肉体関係あり)がほんとうに心を通わすまで。
ありがちといえばありがちだし、えっちシーンも多くて、ちょっとどうよ、とも思うけど、屈折した心理描写(親の七光りへの反発とか)がけっこういいかな。
そして脇役好きばここでも出た。あととり息子を煽ってきちんと自分の考えをもたせるカオルがいちばんナイスガイだね。
なので、旅行帰りの浮かれ気分で、よせばいいのにシリーズと思われるものを一気購入。で、シリーズ発端となる第一作を買い逃し・・・。ま、本筋とはそんなに関係しなかったので、よしとする。
シリーズ二作目。
企業あととりとその世話役(肉体関係あり)がほんとうに心を通わすまで。
ありがちといえばありがちだし、えっちシーンも多くて、ちょっとどうよ、とも思うけど、屈折した心理描写(親の七光りへの反発とか)がけっこういいかな。
そして脇役好きばここでも出た。あととり息子を煽ってきちんと自分の考えをもたせるカオルがいちばんナイスガイだね。
2006年08月06日 (日) | 編集 |
ええっと・・・・・・
素材としては苦手なものばかりなので、買わなくてもよかったかなと・・・。
ただ最初に収載されている『半月』のふたりには、この先しあわせでいてもらいたいかなと思う。
うん。
以上くらいですな。
素材としては苦手なものばかりなので、買わなくてもよかったかなと・・・。
ただ最初に収載されている『半月』のふたりには、この先しあわせでいてもらいたいかなと思う。
うん。
以上くらいですな。
2006年08月04日 (金) | 編集 |
東野作品は苦手、という看板は下ろさなきゃならない。
面白かったわ・・・・。
これもHさまにお借りしたもの。さすがにナイスセレクション。
構成が実によく考えられていて、“ピエロ”という無機物の目からみたウソのない事実に、思わず謎解きへの挑戦をそそられてしまうほど。基本的に挑戦しないスタンスなのにね。
本格ミステリの東野作品。これからおっかけないといけないかもしれない。ま、でもとりあえずは、『容疑者〜』だな。あちこちで展開されている論評も読みたいことだし。
面白かったわ・・・・。
これもHさまにお借りしたもの。さすがにナイスセレクション。
構成が実によく考えられていて、“ピエロ”という無機物の目からみたウソのない事実に、思わず謎解きへの挑戦をそそられてしまうほど。基本的に挑戦しないスタンスなのにね。
本格ミステリの東野作品。これからおっかけないといけないかもしれない。ま、でもとりあえずは、『容疑者〜』だな。あちこちで展開されている論評も読みたいことだし。
2006年08月04日 (金) | 編集 |
↓に同じ。
記憶がいろいろおぼろで、やはり一気呵成に再読したい。
これにはどうやら作者個人が自費出版したものを、要望多くノベルスとして出版された経緯があるらしい。作者サイドの公式サイトで開催された投票企画で、アキを逆転してゼロイチが一位をゲットしただの、そのへんの様子があとがきに楽しく紹介されている。
そうだよね。みんなゼロイチ好きだよね〜。
アキにいぢめられる姿が、いとおしいよね〜。
私個人としては、ゼロイチのほかには、高遠さんちの三次さんに、やはり葉山くんが欠かせないキャラかな。
“キャラ萌え”ということばを知ったのも、このシリーズを読み始めたころでした。なんだか懐かしい。
記憶がいろいろおぼろで、やはり一気呵成に再読したい。
これにはどうやら作者個人が自費出版したものを、要望多くノベルスとして出版された経緯があるらしい。作者サイドの公式サイトで開催された投票企画で、アキを逆転してゼロイチが一位をゲットしただの、そのへんの様子があとがきに楽しく紹介されている。
そうだよね。みんなゼロイチ好きだよね〜。
アキにいぢめられる姿が、いとおしいよね〜。
私個人としては、ゼロイチのほかには、高遠さんちの三次さんに、やはり葉山くんが欠かせないキャラかな。
“キャラ萌え”ということばを知ったのも、このシリーズを読み始めたころでした。なんだか懐かしい。
2006年08月03日 (木) | 編集 |
シリーズ13作目。これで第一部完ということらしい。
アキの過去がこういうカタチで出てくるとはね。ちょっとした驚きだけれども、第二部はちゃんと発行されるのだろうか。それが少々心配なり。ここでほっぽりださないでください。>高里先生
正直、このシリーズはほとんどがHさまにお借りしたもの。よって、細部は見事に忘れ果てており、なのに、作品はあちこちがいろいろな部分で織り込まれており・・・・。つまるところ、なんだったっけかなー的なところが多分にあって。
ああもー。これもまた一気に再読しないとマズイ。第二部が無事にスタートしたら、そのときに一気再読することにする。今は止めておこう。
しかし、それにしても、感想が書けないわ。
ので、断念。
ラストの会話は・・・
アキの過去がこういうカタチで出てくるとはね。ちょっとした驚きだけれども、第二部はちゃんと発行されるのだろうか。それが少々心配なり。ここでほっぽりださないでください。>高里先生
正直、このシリーズはほとんどがHさまにお借りしたもの。よって、細部は見事に忘れ果てており、なのに、作品はあちこちがいろいろな部分で織り込まれており・・・・。つまるところ、なんだったっけかなー的なところが多分にあって。
ああもー。これもまた一気に再読しないとマズイ。第二部が無事にスタートしたら、そのときに一気再読することにする。今は止めておこう。
しかし、それにしても、感想が書けないわ。
ので、断念。
ラストの会話は・・・
2006年08月03日 (木) | 編集 |
「レコードのA面・B面のように、ひとつのストーリーを2人の別主人公の視点で綴った短編12編を収録。日本テレコムSHORT THEATER「心をつなぐ言葉たち」と『ダ・ヴィンチ』に掲載した作品をまとめたもの。」(bk1による)アンソロジー。もちろんお目当ては、有栖川作品。けけけ。
『ご不在票ーOUT-SIDEー』『ご不在票ーIN-SIDEー』吉田修一著
『彼女の彼の特別な日』『彼の彼女の特別な日』森絵都著
『ニラタマA』『ニラタマB』佐藤正午著
『震度四の秘密ーー男』『震度四の秘密ーー女』有栖川有栖著
『電話アーティストの甥』『電話アーティストの恋人』小川洋子著
『別荘地の犬 A-side』『別荘地の犬 B-side』篠田節子著
『ユキ』『ヒロコ』唯川恵著
『黒電話ーーA』『黒電話ーーB』堀江敏幸著
『百合子姫』『怪奇毒吐き女』北村薫著
『ライフ システムエンジニア編』『ライフ ミッドフィルダー編』伊坂幸太郎著
『お江戸に咲いた灼熱の花』『ダーリンは演技派』三浦しをん著
『監視者/私』『被監視者/僕』阿部和重著
単純に面白かった。
ひとつの出来事を別の方向からみると・・というのと、電話をモチーフに使うという縛りがあったのかな? それぞれの作家の料理方法の違いもさることながら、それぞれのストーリーに写真をレイアウトしてある編集もニクイねぇ。おしゃれ、というのでしょうか。
お目当てさんは、やはりさすが。男は微笑み女は苦笑するあたりが、やさしい皮肉に彩られていて、これぞ有栖川テイストかな。大タイトルも当初からあったものなのかな。そのへんもストレートに取り入れていて、まっすぐですね、ほんと。
どれも小粋に楽しませてくれたけれども、三浦氏の作品に爆笑してしまった。この方の作品はもっと読むべきかな。おすすめありますか?>ちあきしゃま
伊坂氏と阿部氏の作品も好み。
ショートショートというのは、疲れているときには、マジでいいですね。
『ご不在票ーOUT-SIDEー』『ご不在票ーIN-SIDEー』吉田修一著
『彼女の彼の特別な日』『彼の彼女の特別な日』森絵都著
『ニラタマA』『ニラタマB』佐藤正午著
『震度四の秘密ーー男』『震度四の秘密ーー女』有栖川有栖著
『電話アーティストの甥』『電話アーティストの恋人』小川洋子著
『別荘地の犬 A-side』『別荘地の犬 B-side』篠田節子著
『ユキ』『ヒロコ』唯川恵著
『黒電話ーーA』『黒電話ーーB』堀江敏幸著
『百合子姫』『怪奇毒吐き女』北村薫著
『ライフ システムエンジニア編』『ライフ ミッドフィルダー編』伊坂幸太郎著
『お江戸に咲いた灼熱の花』『ダーリンは演技派』三浦しをん著
『監視者/私』『被監視者/僕』阿部和重著
単純に面白かった。
ひとつの出来事を別の方向からみると・・というのと、電話をモチーフに使うという縛りがあったのかな? それぞれの作家の料理方法の違いもさることながら、それぞれのストーリーに写真をレイアウトしてある編集もニクイねぇ。おしゃれ、というのでしょうか。
お目当てさんは、やはりさすが。男は微笑み女は苦笑するあたりが、やさしい皮肉に彩られていて、これぞ有栖川テイストかな。大タイトルも当初からあったものなのかな。そのへんもストレートに取り入れていて、まっすぐですね、ほんと。
どれも小粋に楽しませてくれたけれども、三浦氏の作品に爆笑してしまった。この方の作品はもっと読むべきかな。おすすめありますか?>ちあきしゃま
伊坂氏と阿部氏の作品も好み。
ショートショートというのは、疲れているときには、マジでいいですね。
2006年08月02日 (水) | 編集 |
作家アリスシリーズというべきなのか火村シリーズというべきなのか。
いずれにせよ、その国名シリーズ。収録作品は、「あるYの悲劇」「女彫刻家の首」「シャイロックの密室」「スイス時計の謎」の4作。
ノベルスのときには首をかしげたまんま、謎が解けたんだかなんなんだかな状態でほったらかしてあった表題作。今回はじっくりじっくり読ませていただきましたよ。文庫化にあたって加筆されたところで、さらに??ができあがってしまったというオチもあるようですが、それはそれとして。
やはり一読ではよくわからず、どうしても「論理的です。……悪魔的(ディモーニアック)なまでに」と火村先生に叩きのめされた犯人に同意したくて、読み返すこと二度。
やっと理解できました。
あー、なんて頭悪いったら。
理解できるとともに、うーーん。ストレート。完敗。と思いましたですよ。>有栖川せんせ
30年以上ミステリを読んできて、やっとこのごろ謎解きの楽しさをすこし理解できるようになったところで、読み返すことができてよかった作品です。
「あるYの悲劇」出だしと終わりの切なさが、有栖川作品の醍醐味。
「女彫刻家の首」ラストの火村のセリフが・・・なんというか、心に刺さる。
「シャイロックの密室」上記に共通するもの、つまり火村が犯罪と対峙せざるをえない心境に思いを致すと、ラスト1行が重いな。
いずれにせよ、その国名シリーズ。収録作品は、「あるYの悲劇」「女彫刻家の首」「シャイロックの密室」「スイス時計の謎」の4作。
ノベルスのときには首をかしげたまんま、謎が解けたんだかなんなんだかな状態でほったらかしてあった表題作。今回はじっくりじっくり読ませていただきましたよ。文庫化にあたって加筆されたところで、さらに??ができあがってしまったというオチもあるようですが、それはそれとして。
やはり一読ではよくわからず、どうしても「論理的です。……悪魔的(ディモーニアック)なまでに」と火村先生に叩きのめされた犯人に同意したくて、読み返すこと二度。
やっと理解できました。
あー、なんて頭悪いったら。
理解できるとともに、うーーん。ストレート。完敗。と思いましたですよ。>有栖川せんせ
30年以上ミステリを読んできて、やっとこのごろ謎解きの楽しさをすこし理解できるようになったところで、読み返すことができてよかった作品です。
「あるYの悲劇」出だしと終わりの切なさが、有栖川作品の醍醐味。
「女彫刻家の首」ラストの火村のセリフが・・・なんというか、心に刺さる。
「シャイロックの密室」上記に共通するもの、つまり火村が犯罪と対峙せざるをえない心境に思いを致すと、ラスト1行が重いな。
2006年08月02日 (水) | 編集 |
上下巻。
やっぱり大沢作品はいい!
「東京から700キロ、小笠原の先にある一見平和で、のどかそうな南の島・青国島に、都会での生活に疲れた元刑事の「保安官」高州康彦がやってきた。平穏な暮らしを求める高州の願いは、老人の死によって打ち破られる…。」
というのが、bk1による上巻の紹介文。
刑事をやめたものの、やはり事件は事件としてきちんと解明という着地点までもっていかざるをえない高州の性分(と言い切ってしまいます)が、物語に芯を与え、読み進まなければいられない気分にさせられる。
高州の元妻のやくどころも大きい。
私事ではあるが、安定剤と旅疲れで、下巻ラストの10ページあたりからどうにも目が開けていられなくて、最後の最後、どうしても読み切ること能わず、翌朝に持ち越したのはキツかった。起きるなり、読んじゃったけどさ。
小さな島の話だし、高州はここの“保安官”なわけだから、これ以上この場では事件は起こってほしくない。だが、高州という人物はもっと知りたい。よかったら、過去の高州を描いていただけませんか?>大沢先生
やっぱり大沢作品はいい!
「東京から700キロ、小笠原の先にある一見平和で、のどかそうな南の島・青国島に、都会での生活に疲れた元刑事の「保安官」高州康彦がやってきた。平穏な暮らしを求める高州の願いは、老人の死によって打ち破られる…。」
というのが、bk1による上巻の紹介文。
刑事をやめたものの、やはり事件は事件としてきちんと解明という着地点までもっていかざるをえない高州の性分(と言い切ってしまいます)が、物語に芯を与え、読み進まなければいられない気分にさせられる。
高州の元妻のやくどころも大きい。
私事ではあるが、安定剤と旅疲れで、下巻ラストの10ページあたりからどうにも目が開けていられなくて、最後の最後、どうしても読み切ること能わず、翌朝に持ち越したのはキツかった。起きるなり、読んじゃったけどさ。
小さな島の話だし、高州はここの“保安官”なわけだから、これ以上この場では事件は起こってほしくない。だが、高州という人物はもっと知りたい。よかったら、過去の高州を描いていただけませんか?>大沢先生
2006年08月01日 (火) | 編集 |
2泊3日の旅から戻ってくるとまずBLって・・・どうなんでしょ。
なにか読みたいけど、疲れもあるし、軽いものを選んでしまうってことにしておこう。
夢を現実に変えるべく努力し、それを現実のものとして、なお前を向いて走っている男性と、夢をしっかり形にして(漠然としたものでなく)その実現へ突っ走っている青年(というより印象は少年に近い)の純愛。
と書くと、こちらも照れる。
まっすぐな小説ですよ。こういうのは、心がほこほこしていいです。
イラストは明森びびか氏。カラーの色遣いが好きですね。
なにか読みたいけど、疲れもあるし、軽いものを選んでしまうってことにしておこう。
夢を現実に変えるべく努力し、それを現実のものとして、なお前を向いて走っている男性と、夢をしっかり形にして(漠然としたものでなく)その実現へ突っ走っている青年(というより印象は少年に近い)の純愛。
と書くと、こちらも照れる。
まっすぐな小説ですよ。こういうのは、心がほこほこしていいです。
イラストは明森びびか氏。カラーの色遣いが好きですね。
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白虎村の惨劇 吉村達也著(TOKUMA NOVELS)
